寒い日が続きますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 久々の更新です… 「書く事がないのに無理に書いてもその記事に意味などなかろう」といい訳…もとい言い聞かせている今日この頃です。いえホントに。 年が明けてもやっぱり住宅ローンが払えないと言う方からのお問い合わせは多い！十数万～数十万と言う、月々の家賃としては高額なローンの返済で苦しんでいる方もいますが、中には「３～５万の住宅ローンが払えない」と言う方もいます。そう言う方は「家を手放したとして今度は何処に住むんだろう…」と思います。本当に生活出来ないくらいお金に困っているのなら、家を手放して破産して生活保護を受ける…と言う手もあるかもしれませんが…そこまで経済的に苦しい訳ではないと言う方には、むやみに家を手放す事はお勧めしません。任意売却して残債が残ったら、今後の賃貸＋残債を払わなくてはいけませんから、下手したら売却前より負担増になって

今年ももう11月、あっという間ですね。 年末年始など、時期に限らず「離婚したいけど住宅ローンが残った家をどうすればいいのか悩んでいる」と言う方も多い筈。 結婚当初に住宅ローンを組んで夢のマイホームを買う方…多いですよね。そして3組に1組が離婚する昨今、住宅ローンを抱えたまま離婚の危機に直面する方も少なくありません。 任意売却業者からすれば「離婚するので住宅ローンの残った家を処分したい」と言ったお問い合わせは、特に珍しい訳ではありません。 むしろ既婚で家を買う方の方が多いので、割合から言って数が多くても当然です。 ただ「離婚するから今まで住んでた家が邪魔。手離して処分したい。」と言うお話だと、訳が違います。 元々の離婚の原因がリストラ等の経済難・または離婚により別れた妻への養育費などの支払いで住宅ローンの支払いが難しくなる… または支払えない、など、経済的にどうしても問題が出てしまうので住宅

ありそうでなかなかなかったお話。 なんでもとある債権者の債権回収をメインに請け負っている債権回収会社が任意売却会社を設立したとか。 …これは、まさに債権回収会社が任意売却を容認しているかの様な流れです。 と言うか、任意売却そのものは認めても他の任意売却業者を認めていると言う訳ではない筈…と思いましたが、どうでしょう。自分たちでカバーできない地域の任意売却物件については一般の他業者に頼らざるをえなくなってきたりするんじゃないでしょうか。 と言う事は、やっぱり任意売却案件の仲介業者みたいな事もするんでしょうか。 もし債権回収会社や債権者側が任意売却会社を持つようになったら、一般の任意売却業者は業務を続けづらくなってしまいますね。その辺を危惧する業者も少なくない模様…。そうなると、債権回収会社が設立した任意売却会社から仕事をふってもらう事が増えそうですね。 ですが、あくまでも任意売却をどの業者に

ローンを組んで購入したマンションなどを賃貸に出しているけど、持ち出しも多いし、もう手離したい。 …そんなご相談がたまにあります。 そして、そんな方の案件を受ける業者には 「店子かあ～店子はなあ～」 と渋る方も一部います。 …店子と言うのは要するに賃貸物件に既に賃借人がついていると言う意味なんですが、入居者がいる状態で物件のオーナーが変わると言うのは、厄介な事の様に思われます。 そのまま、賃貸として貸し出そうと考えているオーナーに買い取られるなら、逆に賃借人がついている方が新しい入居者を探す手間やロスが省けていいと思うのですが、そうでない場合は、入居者に物件から退去して貰わなければいけません。 そう言った事を考えて、入居者が入ってる事を嫌がる事も多いですが、入居者が入っているから売れないと言う事はありません。 もし投資マンションを買ってしまったとしても、物件を処分する方法がない訳ではありませ

安定した職をお持ちの方は、住宅ローンが通りやすい。 定説ですね。 安定して稼げる職業と言うと医師や看護師などが有名ですが、その他にも「まずつぶれない会社」に勤めている方も住宅ローンの審査が通りやすいです。大手企業も当てはまるかと思いますが、例えば、つぶれない・失業しにくい事を例に挙げたら、公務員もその定義に当てはまりますよね。 所で、公務員って住宅ローンを滞納したり、住宅ローンの残っている家を手離す事は出来るのでしょうか？ 一部では「公務員は任意売却出来ない」と考えている方もいるそうですが、そんな事はありません。公務員でも、住宅ローンを滞納してしまい家を売却した方はいます。 公務員の方が任意売却・家を手放す事・住宅ローンの支払いを放棄できないのは、勤め先に連絡されるのが嫌だから…と言う問題があるからだと思います。勤め先がはっきりしている方なら公務員に限らず起こりえる事なんですが、公務員の様

あなたがいざ住宅ローンを払えなくなって「もう手離すしかない」と思い立った時、どんなキーワードでどんな情報を探しますか？ 住宅ローンが払えなくなったら、滞納。 滞納後…殆どの場合、住宅には抵当権が付いていますから、家は競売にかけられてしまいますよね。 どんな策を講じようとも住宅ローンが完済されなければ、家はご自身の物にはなりません。 どの道、家をなくしてしまうのなら、競売でも任意売却でも一緒じゃないか。 でも、それがそうではないんです。任意売却なら競売で家を失うよりもデメリットが少ないのです！ …多くの任意売却業者のホームページはこういった切り口で始まります。 「多くの任意売却業者がそう言ってるのなら、間違った事を言ってる訳ではないのでは？」と思いますが、もしその業者のホームページがいい事しか書いていない場合は注意が必要です。 何故なら、どんな物件・条件の方でも任意売却ができるのかと言ったら

数十年のローンを組み、数千万円ものお金をかけて家を購入する。 「一生に一度くらいは自分の城を持ちたい」 …今まで、そんな言葉を何度聞いただろう。 結婚したら住宅ローンを組んでマイホームを購入とか、ごく当然のように人生プランに組み込まれていますよね。そして、ごく当然のように数十年も払い続ける…。人によってそれぞれですが、大体30年～のローンを組みますよね。完済時期が十分返せるくらいの年齢に設定されているのならいいのですが、ローン完済の頃は70歳以降なんて方もザラにいます。定年過ぎても住宅ローンを支払い続けるなんて、不安じゃないですか？ 住宅ローンの月々の返済額にも寄りますが、若い頃会社での出世を期待してゆとりローンを組んだ方は、今どうなっているでしょうか。このご時世、昇進してもそれ程の昇給も期待できず、下手すると減給、最悪の場合はリストラなんて事もありえます…。バブル期にローンを組んだ方には

罠と言うか、物件によっては結果的にそうなってしまうと言うか…。 え、何の話ー？ですと？ オーバーローンって言うと、銀行の貸出金が預金額を超えるアレを思い浮かべがちですが、住宅ローンにおけるオーバーローンでは意味合いがちょっと違います。 住宅ローンにおいてのオーバーローンとは、住宅そのものの時価をローンの残債が上回ってしまっている状態の事を言います。つまり、家を売却してしまってもローンが残ってしまうと言う事ですね。 …所謂任意売却物件です。 売却価格が残債を上回るなら一般売却すればいい話ですからね。 あんまり興味ない方ならふーんとスルーしてしまいがちな話ですが、気付きませんか？ 「あれ、そんなに価値のない家にローン払い過ぎじゃないか？」って事に。 もちろん、長年住み続けていた家なら、ご本人や家族の方に何事にも代えがたい思い出や思い入れがおありだと思いますが、やっぱりお金も大事です。ローンが家

今年の冬も寒いですね。 この身を切るような寒さで体を壊した方も多いのではないでしょうか。 健康くらいしかない取り柄のない私ですが、この寒さには屈してしまいそうです。 いくら寒さが厳しくても普段から生活習慣に気をつけていればそうそう身体を壊す事もないのでしょうけど。 所で今年は住宅ローンにかかわる法案について色々な動きが見られそうです。 それがいい方に移るかどうかは些か謎ではありますが… 昨年から色々噂されていたモラトリアムに関しては、微妙な所。 停止するにしても、政治的な問題もあるため、経済悪化に働くのであれば、やむなく延期…となる可能性は高いでしょうね。 住宅ローン減税（住宅ローン控除）に関しても、こちらは住宅ローンで家を購入した場合、一定の期間、ローンの残債の一定割合分を所得税から控除してくれるというものなのですが、余裕を持って住宅ローンを払っていける方にとっては、ないよりあった方があ

前回お話した、差し押さえのお話の続きです。 え、まだ何かあるの？って？ いえいえ、今回はお家の差し押さえ以外の差し押さえのお話です。 家や土地などの動かせない資産を不動産と言います。 逆に動かせる資産を動産と言います。 不動産については、まだローンが残っていて、抵当権が付いているなど 色んな理由で、税金滞納者の資産を動かせないケースが数多くあります。 滞納する税金の額は、多額に及ぶものばかりではありません。 不動産等の他にも、所謂金目のものを差し押さえられ、販売される事もあります。 ヤフオクに官公庁オークションと言うコーナーがあります。 見てみると「インターネット公売を行っている」との事。 公売とは行政機関が税金などの滞納者から差し押さえた財産を 国税徴収法に則って売却する手続きの一つの事です。 高価なものに限らず、電化製品、ゲーム機、楽器、本、雑貨など差し押さえられるものの種類も様々です

…と言う言葉からあなたは一体何を想像するでしょうか。 借金 じゃないでしょうか。 連帯保証人を頼み込んできた本人が逃げて連帯保証人になっていた人が借金を背負う事になり… なんて話をドラマでもよく聞きませんか？ 住宅ローンでも同じような事がよくあります。 住宅ローンを組む場合は主債務者はご主人さま、連帯保証人に奥さんがなられているケースが多いです。 ですので、離婚問題に発展した際、ローンが残っている住宅を売却したいと言ったご相談も少なくありません。 主債務者が支払いを放棄すると、今度は連帯保証人に支払が発生します。 払えない…こうなったら破産するしかありません。 連帯保証人を外して貰うなんて話も聞きますが、基本的に連帯保証人を外す事は出来ないと考えた方がいいです。 正確には絶対に外せないという訳ではないのですが、連帯保証人を外すのはとても難しい事なのです。 どうしても外して貰いたい場合は「債