コンゴ民主共和国のキクウィトで、カサイ地方で続く衝突から逃れた避難民たちに食事を配るボランティアの女性(2017年6月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOHN WESSELS 【8月4日 AFP】国連(UN)の調査団は4日、コンゴ民主共和国の南西部に位置するカサイ(Kasai)地方で今年3月中旬から6月中旬にかけ、子ども62人を含む251人に対して行われた超法規的な殺害の詳細をまとめた報告書を発表した。 報告書の中で調査団は、「3月12日から6月19日の間、251人が超法規的に、また標的となって殺害された犠牲者の数は251人と確認できた」とし、「犠牲者には62人の子どもが含まれ、うち30人は8歳未満だった」と明らかにした。 調査結果は隣国アンゴラへ逃れたカサイからの難民への聞き取りによりまとめられた。難民らはコンゴ政府の工作員が子ども7人の殺害に関わったとも証言しているという。 また被