人気アニメの主人公「ドラえもん」の声を演じた女優の大山のぶ代さんが、数年前から認知症を患っていることを、13日、家族が明らかにしました。 大山さんの所属する事務所によりますと、大山さんは、平成20年に脳梗塞を患って以来、得意だった料理をしなくなり、記憶が長時間持続しないなど認知症の症状が出始め、現在は、夫や家政婦などの介護を受けて生活しているということです。 大山さんは、症状が出るときと出ないときがあるということで、最近でも体調のよいときに合わせて、ゲームのキャラクターの声を演じるなど、声優としての仕事は続けているということです。 大山さんは、東京都出身で78歳。テレビドラマなどに出演する一方、声優として人気アニメの主人公「ドラえもん」の声を平成17年までの26年間にわたって演じました。大山さんの事務所では「高齢で、徐々に体力も落ちているが、声は、昔どおりはっきりしていて、役に合わせた演技