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ブックマーク / nowokay.hatenablog.com (23)

  • ソフトウェアの「詳細設計書」とはなんなのか - きしだのHatena

    設計書」というのは、作るものの構造を抽象的に表現したものと言うことができます。 ただ、ソフトウェアの抽象化の仕組みはプログラミングコード自体に備わっているので、ソフトウェア生成可能な抽象的表現というのはコード表現ができるはずですね。コードで表現しておくと、整合性のチェックとかも行いやすいです。 でも、コードではない「詳細設計書」というものが一部業界には必要とされているので、その「詳細設計書」というのは実際はなんなのか考えてみます。 ※ 最初はタイトルは「設計書」としてましたが、話を限定するため「詳細設計書」に変更しました。 追記:納品物に関する記述を追加しました。 表現を変えたコーディング ソフトウェア生成可能な抽象的表現というのはコード表現ができるわけですが、文字で表記する必要もなく、ダイアグラムで表現することもできますね。 代表的なのがER図やクラス図で、これは文字表現との相互変換が

    ソフトウェアの「詳細設計書」とはなんなのか - きしだのHatena
    fuyu77
    fuyu77 2024/08/16
  • プログラミングが設計作業であるという話 - きしだのHatena

    いわゆる「ソフトウェア設計書」が設計ではなく、ソースコードが設計であるという話。 随筆です。考えマトメ中なので、ツッコミはそのあたり踏まえていただければ。 追記:ブコメに「設計の定義は?」とあったので末尾に追加しています。 追記(2024/8/15):設計書ってなんだろう?というのも書いておきました。 ソフトウェアの「設計書」とはなんなのか - きしだのHatena このエントリで書いたのですけど、もうすこしちゃんと。 建築では多重下請けでやれてるのに業務システムでだめなのはなぜ? - きしだのHatena このエントリでは次のように書いています。まあ、これで全てではあるのだけど。 「建築などの施工図面に相当するのはソースコードで、建築現場で多重下請けでやってる作業は、ソフトウェアだと(でも?)ビルドです」 あと「継続的デリバリーのソフトウェア工学」からの抜粋。 「継続的デリバリーのソフト

    プログラミングが設計作業であるという話 - きしだのHatena
    fuyu77
    fuyu77 2024/08/15
  • プログラマ業界の二分化 - きしだのHatena

    プログラマの業界は、同じソフトウェアを作るという作業でありながら、大きく2つの形態にわかれています。 小売業界が、コンビニやデパートなど、同じモノを売るという作業でありながら全く違う形態があるのに近いです。 この分化は、2010年ごろのGREE/DeNAの人材獲得合戦で明確に形ができたように思います。 なので、もう5年たって、定着しつつある感じでしょうか。 その2つの形態というのは、労働集約型の業界と、知識集約型の業界です。 労働集約型はSIで多い多人数開発の業界で、知識集約型がサービスで多い少数精鋭型の開発です。 知識集約型の業界は、最初こそちょっとお花畑すぎる感じもありましたが、最近は落ち着いてきており、徐々に経済的に均衡するところに収束していくと思います。それでも比較的めぐまれた労働環境ではあり続けると思います。ただし、常に勉強が求められる業界ではあります。 問題は労働集約型の業界で

    プログラマ業界の二分化 - きしだのHatena
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    fuyu77 2024/08/08
  • 多重下請けでは構造的にいいソフトウェアが作れない - きしだのHatena

    多重下請けではエンジニアが育たないという話を前回のブログで引用していたのですが、そもそも多重下請けではまともなソフトウェアは開発できないんではないかという気持ちになりました。 多重下請けでは、上位受け会社の「SE」が「設計」を行い、下位受け会社の「PG」が実装を行うという役割分担があります。というか、今回の話はそういう役割分担がある多重下請けを前提とします。 そうすると、設計というのは会社間をまたがった契約文書であり、発注のための作業指示書であるということになります。ソフトウェア開発で質的に必要な文書というよりは、ビジネス構造によって必要になったビジネス文書です。ちなみに派遣ではなく業務委託のはずなので詳細な作業指示になってはいけないのもポイントです。 ※余談ですが「設計は必要である」という人の話をきいてみると、必要なのは実装のための設計ではなく保守のためのドキュメントということがほとん

    多重下請けでは構造的にいいソフトウェアが作れない - きしだのHatena
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    fuyu77 2024/07/16
  • 日本のSIerの技術力の低さの要因から考えるアメリカソフトウェアの強さ - きしだのHatena

    この連休はなんだかSIerについて考えることが多かったのですが、そういうことを考えると、なぜアメリカのソフトウェアが強いのかがわかってきた気がします。 まず、もちろんSIer技術力が低いといっても技術力が高いSIerもいるわけで、とくにこのブログを見てる人だと技術力の高い側にいる人が多いと思います。 けれども、DX白書2023によればSIerIT人材というのは75万人いて、技術力の高い人はその一部で、多くは技術力の低い側にいるんじゃないでしょうか。 https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/gmcbt8000000botk-att/000108046.pdf 2014年、ちょうど10年前に、プログラマはSIerと自社サービスで2分化するんではないかというブログを書いていますが、そのまま現実になった形です。 プログラマ業界の二分化 - きしだのHatena

    日本のSIerの技術力の低さの要因から考えるアメリカソフトウェアの強さ - きしだのHatena
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    fuyu77 2024/07/16
  • 時代がstaticおじさんに追いついてきた(追記あり) - きしだのHatena

    この文章みてください。 オレはもう20年以上システム業界にいるけどな、その長い経験から言うと、オブジェクト指向なんてものは、理論としては面白いけど、およそ実用的とは言い難いものだな。まぁ、例えばGUIのコンポーネントとかはオブジェクト指向に基づいて作られているようだから、そういうツールとかを作る人には必要なものなのかもしれない。しかし君たちがいずれ作ることになる業務アルゴリズムにはまったく無縁のものだと思ってもらって間違いない。どうもこの業界、オブジェクト指向でなければダメ、というような風潮がまかりとおっているけどな、オブジェクト指向なんか当に使っている人はほとんどいないよ。オレも少し勉強してみたけど、カプセル化とかポリ何とかとか、どうにも利点が理解できなかったね。実際、実業務で使ったことなどないしな…… 「またお前、オブジェクト指向の話をしてるのか」と思ったかもしれませんが、2010年

    時代がstaticおじさんに追いついてきた(追記あり) - きしだのHatena
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    fuyu77 2024/02/08
  • ChatGPTで構成された仮想のソフトウェア会社にシステム開発を行ってもらうChatDevがおもしろい - きしだのHatena

    ChatGPTによるメンバーで構成された仮想のソフトウェア会社にシステム開発を行ってもらうChatDEVが結構おもしろかった。 ChatDEVは、ChatGPTによってCTOやプログラマー、レビュアー、テスターといった役割をもつエージェントをやりとりさせることでソフトウェア開発を自動化しようという試みの実装です。 https://github.com/OpenBMB/ChatDev アイデアは論文にまとまっていて、こちらで概要が翻訳されています。 [LLM 論文]アプリ全自動開発"ChatDev"の日語訳|すめらぎ 使い方としては、とりあえずClone git clone https://github.com/OpenBMB/ChatDev.git そして依存モジュールのインストール cd ChatDev pip3 install -r requirements.txt あと、OpenA

    ChatGPTで構成された仮想のソフトウェア会社にシステム開発を行ってもらうChatDevがおもしろい - きしだのHatena
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    fuyu77 2023/09/02
  • プログラマの実力は経験だけであがらないことがレベル格差につながる - きしだのはてな

    プログラマというのは、道具に慣れることが、実力があがることにならないのですよね。だから、勉強せず業務経験だけだとレベルが低いままということになってしまう。 Javaを10年さわり続けて、Strutsを5年さわり続けても、それだけでは、与えられた画面を手際よく作成できるようになるだけで、たとえばStrutsすらよりよく使えるようになるわけではなかったりする。 Javaにしても、「volatileってなんですか?」という問いに、まあ知らないのはしかたないとしても、解説を見ながらですら答えられない可能性がある。 プログラムの反復生産は、プログラミング能力の向上にあまりつながらない。設定や記述に慣れるだけだ。そして、この「慣れ」というのには「難しいからそもそも実装を回避する」というようなものも含まれる。実力の向上は、作業ができるレベルで止まってしまう。 プログラマとしての実力をあげるための勉強が自

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    fuyu77 2023/08/18
  • コミュニティノートがTwitterを壊している - きしだのHatena

    コミュニティノート、案の定暴走している。 どんな改悪、利用制限よりも大きくTwitter*1を壊してるんじゃなかろうか。 ※ 2024/3/12追記 コミュニティノートの、「追加の背景情報が必要ない理由を説明するノート」がうまくまわって、初期に見られた正義の暴走のようなノートは表示されないようになってきています。 コミュニティノートは、多数派に有利な仕組みです。 「コミュニティノートでは、さまざまな視点を持つユーザーにとって役に立つノートが特定されます」 となっていますが、多数派であればさまざまな視点を持つユーザーが確保しやすく、逆に少数派は視点が収束する傾向があるので不利になります。 そのため、なんらかの不満をもっているけどその不満を表明して言葉にするとだいたい間違っているという層には非常に居づらくなっています。 「間違ったツイートをしなければいい」のような発言をみかけるけど、裏を返せば

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  • Javaがパブリックスタティックヴォイドメインの呪文から解放される - きしだのHatena

    みなさん、今日もパブリックスタティックヴォイドメインしてますか? ジャバと言えばパブリックスタティックヴォイドメインですよね。 最近はIDEでmain[tab]と入力すれば補完してくれるとはいえ、コードを読むときには目に入ってきたりしますね。 そんなパブリックスタティックヴォイドメインの呪文から解放される日が近づいています。 TL; DR 9月リリースのJava 21の試用機能として void main() { System.out.println("Hello"); } をhello.javaで保存したら、java hello.javaで実行できるようになります。 (Java 21では--enable-preview --source 21が必要) Javaではプログラムを開始するときにpublicなclassなどにStringの配列を受け取るpublicでs

    Javaがパブリックスタティックヴォイドメインの呪文から解放される - きしだのHatena
    fuyu77
    fuyu77 2023/06/12
  • 空の配列に対するmaxは何を返すか - きしだのHatena

    ちょっと前に「配列中のすべての要素が条件を満たすかどうか判別する関数で、空の配列はTrueを返すべきかFalseを返すべきか」のような話が話題になってました。 まあこれは「Trueを返す」が答えなわけですが、では「配列中の最大値を返す関数で空の配列の場合は何を返すか」が気になりました。 「配列中のすべての要素が条件を満たすかどうか判別する関数」について言えば、簡単に言えばこんな感じ。 まず、配列のすべての要素が偶数であるかどうか判別する関数を考えます。 void main() { int[] data = { 23, 44, 12, 98, 5 }; System.out.println(allEven(data)); } boolean allEven(int[] data) { for (int n : data) { if (n % 2 != 0) return false; } r

    空の配列に対するmaxは何を返すか - きしだのHatena
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    fuyu77 2023/06/06
  • ChatGPT時代にはすべてのエンジニアがフルスタックになる - きしだのHatena

    ChatGPTのおかげで非エンジニアでもコードが書けるようになるということを多くの人が言ってますが、すでにエンジニアである人にあてはめると、ChatGPTのおかげで専門分野以外のコードでも書けるようになるということで、つまりすべてのエンジニアがフルスタックになるってことじゃないかと思います。 ChatGPTにコードを書いてもらうと毎回びっくりする いや、ちょっとJavaで袋文字の描画ってどうやるんだったかなーと思ってChatGPTに問い合わせたら、ほぼ完全なコードをリテイク1回で生成したんですね。 こいういうコードが出きました。createGlyphVectorとか知らんわ! // 文字の縁取り g2d.setColor(Color.BLACK); g2d.setStroke(new BasicStroke(5)); // 縁取りの太さを調整 g2d.draw(font.createGly

    ChatGPT時代にはすべてのエンジニアがフルスタックになる - きしだのHatena
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    fuyu77 2023/04/09
    ちょうど業務で未経験のAWSインフラ構築をやっていて、GPT-4のアシストで大幅に工数カットできた。この記事の読みはその通りになると思う。
  • 新しいプログラミング言語が出てこない(新しく出てた言語を追記) - きしだのHatena

    2010年代前半にKotlinが2011年、TypeScriptが2012年、Swiftが2014年、Rustが2015年と、新しいプログラミング言語が立て続けに発表されていましたが、そこを最後にみんなが話題にするような言語は出てきていません。 なんでだろうと、思いつく要因をあげてみます。 ※ 追記2023/5/11 わざとなのか「みんなが話題にするような」を無視してツッコミ入れてる人いるのだけど、言い換えれば「新しい言語が出てもみんな話題にしない」という話です。 プラットフォーム用の言語が出そろった KotlinTypeScriptSwiftRustが2010年代前半に出てきましたが、これはJVM(Android含む)、ブラウザ、Appleデバイス、ネイティブといった代表的プラットフォームでほどほどの言語が出そろったということではないかと思います。 結局のところプログラミング言語は

    新しいプログラミング言語が出てこない(新しく出てた言語を追記) - きしだのHatena
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    fuyu77 2023/04/04
  • オブジェクト指向は禁止するべき - きしだのHatena

    プログラムがまだ不慣れな人が「プログラムちょっとわかるようになったけど、まだぜんぜんオブジェクト指向とかできてません」のように言ったり、ちょっと慣れた人が「このソース、ぜんぜんだめ。オブジェクト指向ができてない」にようなことを言ったり、まるで、オブジェクト指向ができてるかどうかがよいプログラムかどうかを表すことになってるようだ。 Javaのアルゴリズムのに、「Javaなのにオブジェクト指向ができていない」のような書評がついているのを見たときには、お前は何を求めてるんだと思ったりもした。 そのようなオブジェクト指向は、窓から投げ捨てるべきだ。オブジェクト指向はプログラムのよしあしの基準にならない。 むだにHogeインタフェースとHogeImplクラスがあったり、むだにnewするだけのcreateメソッドがあったり、どこで値が設定されてるかわからないオブジェクトがひきまわされてたり、ソースコ

    オブジェクト指向は禁止するべき - きしだのHatena
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    fuyu77 2023/02/25
  • オブジェクト指向はコードを複雑に読みにくくする - きしだのHatena

    「オブジェクト指向するとプログラムが読めなくなるから禁止」のような話は昔からあって、新しい技術についてこれない人を揶揄するようなニュアンスで使われていましたが、実際にはこれはオブジェクト指向迷路にうんざりした現場での率直な意見だと思います。 オブジェクト指向は、まじめにやるほどプログラムを読みにくくするという性質をもっています。 ※ 使い方次第というコメントついてますが、だからこそちゃんと性質をしっておく必要があると思います。 オブジェクト指向の代表的な指針を3つあげると次のようなものがあります。 オブジェクト同士の連携としてプログラムを組む 単一責務の原則 インタフェースと実装の分離 まず、オブジェクト同士の連携でプログラムを組むと、コードが飛びまくって追いにくくなります。そして単一責務の原則により、小さいクラスが大量に生成されて、追いにくさがさらにあがっていきます。 ダイクストラ先生が

    オブジェクト指向はコードを複雑に読みにくくする - きしだのHatena
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    fuyu77 2023/02/25
  • プログラミング言語へのMicrosoftの影響力がヤバい - きしだのHatena

    Tiobe indexを眺めながら、C#とVBが入っていてMicrosoftは強いなーと思ったのだけど、よくみると他の言語もMicrosoftの影響力すごいのではとなったので調べてみた。 https://www.tiobe.com/tiobe-index/ Python 例えば1位のPythonMicrosoftはかなり力をいれている。象徴的なのが、Pythonのオリジナル開発者の入社 C/C++ Windows上でのC/C++コンパイラではMS C/C++が圧倒的シェアであるし、C++の標準化団体にMicrosoftGold Memberとして参加している。 https://isocpp.org/about Java 4位のJavaに関してもかなりリソースは割いているわけですが、全体の影響度としてそこまで大きくはないですね。 昨日のブログにも書いたようにOpenJDKビルドを出してい

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  • 「オブジェクト指向神話からの脱却」という特集をWEB+DB PRESSで書きました - きしだのHatena

    「オブジェクト指向神話からの脱却」というあおり気味タイトルの特集をWEB+DB PRESS vol.132で書きました。 12/24発売!クリスマスプレゼントです WEB+DB PRESS Vol.132 作者:きしだ なおき,加藤 尋樹,斉藤 洸紀,牟田 裕太郎,吉澤 政洋,朝日 リナ,鈴木 僚太(うひょ),川島 義隆,五十嵐 進士,末永 恭正,佐藤 雄太,吉井 健文,牧 大輔,西山 和広,吉田 花春,古川 雅大,岡林 大,池澤 春菜,和田卓人,日高 正博,はまちや2,竹原技術評論社Amazon 大まかには、「オブジェクト」でソフトウェアをぜんぶ考えるということに無理があったので、パーツそれぞれ適したやりかたでやっていこうぜ!という内容です。 ソフトウェアを切り出したときのパーツとしてのオブジェクトの特性が同質であるという暗黙の前提があって、だから「オブジェクトの話をすればソフトウェア開

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    fuyu77 2022/12/08
  • プログラミング言語の入門が終わったら何の勉強をすればいいの? - きしだのHatena

    JJUG CCC 2022 Fallで「Javaの入門が終わったら何の勉強をすればいいの?」という内容で発表を行いました。 基的なものが作れるようになったけども、イマイチプログラムが組めないというときに、何を勉強すればいいかをまとめました。 入門が終わって作りたいものがあれば作っていきましょう、業務で言われたものが作って行こう、でもなんだかちゃんとしたものが作れないな、もっとちゃんとしたものを作りたい、次のステップに進みたいというときに勉強していく感じです。 資料はこちらです とりあげたについてまとめておきます。 開発作業について 概要 プログラミング言語 アーキテクチャ ミドルウェア ネットワーク デプロイ 理論 開発手法 開発プロセス まとめ フレームワークは入門でやってる前提です。Java入門書「プロになるJava」ではJavaの基から簡単なDB操作、Spring Bootまで

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    fuyu77 2022/11/28
  • リファクタリングはエンジニアの福利厚生であり管理指標への影響はほとんどないんでは - きしだのHatena

    おそらくリファクタリングの工数を確保する説得力のある材料がほしくて、リファクタリングの効果をどう示すか悩んでる人がいたのですが、リファクタリングって非開発者に示せるような数字だすのは難しいよねという結論になったので、そのまとめ。 工数としてはコード管理費みたいな感じで乗せるのがよさそう。 まず、リファクタリングはそれ自体では価値を示せません。人工衛星に搭載するプログラムで、動きだしたらメンテナンスできないようなコードを最後にリファクタリングしたとして、どのような価値を示せるかと考えると想像できるのではないかと思います。 なのでリファクタリングの価値というのは、その後で新しいコードを追加したり既存のコードを変更したりといった作業がどれだけ作業時間短く品質高くなったかという間接的な指標で測ることになります。 ここでまず、最初のコードを書いた人とリファクタリングする人が同じなら、そこまで保守性か

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    fuyu77 2022/08/11
  • なぜオブジェクト指向方法論に代わる方法論が出ないのか - きしだのHatena

    1990年代にオブジェクト指向分析・設計の方法論がめちゃ流行ったことがあります。 ただ、そのブームが終わって、後続となるような方法論が流行ることはありませんでした。 で、なぜなのか考えていたのですけど、オブジェクト指向方法論のウリは分析段階で出てきたオブジェクト(といいつつクラス)がコードにそのまま引き継がれるというものでした。ようするにオブジェクト指向方法論というのはコードのスケッチを書いて詳細化していくというものだったのです。 しかしながらこれは、スケッチとして書いた分析・設計が間違っていればコードも間違うわけで、強くウォーターフォールの性質をもつものでした。 結局のところスケッチの妥当性というのはコードを書かないと検証ができません。分析・設計段階で見出されたクラスが妥当かというのは、コード書かなければわからなかったのです。逆に、コードを書けば妥当かどうかわかります。であれば、最初から

    なぜオブジェクト指向方法論に代わる方法論が出ないのか - きしだのHatena
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    fuyu77 2022/08/05