EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
米国商務省の国立標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)は2009年6月、クラウドコンピューティングの定義(草案)を発表した(表2-1)。これまで、クラウドに関する定義はあやふやで人によって異なる見解を示していた。NISTの今回の発表により、「柔軟性」や「従量課金」といったクラウドが備えるべき要件が明確になったといえる。 表2-1 NISTによるクラウドコンピューティングの定義 備える特徴 摘要 オンデマンドのセルフサービス ユーザーが必要なときに必要な資源をセルフサービスで要求して使える ユビキタスな ネットワークによるアクセス クライアントの多様なプラットフォームから標準の手順で、ネットワークを経由してアクセスできる 場所に依存しない資源プール ユーザーの要求に応じて動的にコンピューティング資源をマルチテナント
広範な従量制を採る「Google App Engine」と「Amazon Web Services」を比較対象とした。 米Microsoftは2009年7月14日,11月に商用化するPaaSサービス「Windows Azure」の料金体系を一部明らかにした(関連記事)。1時間0.12ドルからの時間課金,各種割引を用意するなど,後発ならではの弾力的なモデルを提示している。先行するPaaSの「Google App Engine(GAE)」,さらにはIaaSサービス「Amazon EC2」と料金体系を比較してみた。 今回比較した3サービスは,コンピューティング・リソースを従量課金で利用できるタイプのPaaSおよびIaaSである(表)。仮想マシンの時間貸しサービスが基本のEC2については,PaaSであるAzureおよびGAEとの比較を分かりやすくするため,EC2以外のPaaSサービスを加えたAma
2009/01/23 オンラインストレージサービスは古くからあるが、汎用クラウドサービスの登場で、その使い勝手が急速に進化している。2009年1月に入ってプライベートベータテストを始めた「ZumoDrive」は、エンドユーザー向けのサービスとしては、現時点で最も先進的な利便性とリーズナブルな価格を実現したサービスの1つだ。ZumoDriveはAmazon S3をバックエンドに使い、ローカルPCのOSに透過的にマウントできる仮想ドライブを提供する。ファイルはクリックして初めてストリーム配信されるため、ローカルストレージは、もはや主従関係でいえば従の“キャッシュ”として機能する。 ZumoDriveを使ってみたい読者は、同サービスのWebサイトで招待コード“itmedia”を入力してみてほしい。現在ZumoDriveはプライベートベータテスト中だが、@IT読者に対して先着で500アカウントまで
文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子 2008-11-27 08:25 進化するクラウドサービス領域を主導する2社であるAmazonとMicrosoftは、顧客にいくつかの――少なくとも表面的には――似たようなウェアを提供している。しかしキャッシングの分野となると、2社の方向性が分かれるようだ。 Amazonは、Microsoftが最終的にクラウド戦略とサービスを披露する予定であることを知りながら、今秋に入りMicrosoftに対する先制攻撃をしかけた。その結果:両社ともSQL Serverベースのホステッドデータベースサービス(AmazonのSimpleDBとMicrosoftのSQL Services);基礎的なストレージサービス(AmazonのS3とMicrosoftのAzure Storageレイヤー);「クラウドオペレー
Web 2.0の特徴とされる「永遠のベータ」。その典型的サービスの1つと見られていたアマゾンのクラウドサービス「Amazon Web Services」(以下、AWS)が2008年10月23日、ついにベータの冠を取って正式サービスとなった。同時に99.95%のアップタイムを保証するSLA(サービス品質保証契約)の提供も開始した。 Amazon Web Servicesの転回点を告げる3つの発表 クラウドコンピューティングの狭義の定義として「PaaS」(Platform as a Service)を使えば、現在急速に技術・サービスの拡張を続けているビッグプレーヤーは、グーグル、アマゾン、マイクロソフト、セールスフォースの4社だろう。 PaaSとは、ハードウェアやOSとは無関係に、インターネット上のサーバ群を使ってソフトウェアを実行するプラットフォームを実現、提供するサービスのことだ。もちろん
ほとんどの人たちはAmazon.comを最高のeコマースサイトだと思っているが、Dave Cotter氏の見方は少し違っている。彼は、Amazonのようなサイトを貴重なデータが集積されている場所だと思っており、そこからビジネスの種を見つけ出す。 Cotter氏はソフトウェア企業BEA Systemsを2年前に退社し、プログラム可能なウェブサイトという発想をもとに新企業を立ち上げるアイデアをおし進めてきた。 そしてGreg Harrison氏と共同でMpireを設立した。Mpireは、Amazon.com、eBay.com、Craigslistといったサイトの販売チャネルを利用して、一般ユーザーがオンラインで商品を売買できるようにするサイトだ。また、購入パターンを分析して、最適な購入価格を見つけ出すこともできる。 ソフトウェアアプリケーションのオンライン化が進む中、Webサービスプロバイダー
米Amazon.comは米国時間9月19日,中小企業を対象に受注処理,顧客サービス,Webサイト技術などを提供する2つの新しいサービス「Fulfillment by Amazon」と「WebStore by Amazon」を発表した。 Fulfillment by Amazonでは,企業がAmazonの受注処理および顧客サービスのインフラを利用できるようになる。企業がAmazonの受注処理センターに商品を送れば,Amazonが在庫管理,梱包,配送を代行する。また,Amazonは,商品販売後の顧客サービスも提供する。 Amazon.comの顧客が同サービスを利用する企業から商品を購入する場合,Amazon.comの商品と同じように会員制の配達サービス「Amazon Prime」や一定金額以上の注文に対して送料が無料になる「Free Super Saver Shipping」を利用できる。同サ
Amazon EC2 Secure and resizable compute capacity for virtually any workload Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) offers the broadest and deepest compute platform, with over 750 instances and choice of the latest processor, storage, networking, operating system, and purchase model to help you best match the needs of your workload. We are the first major cloud provider that supports Intel, AMD,
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