以前、顧問をしていたA社に、中途社員として、小山さん、鈴木さんの2名が入社してきました。2人とも営業力で有名なR社出身で、フットワークには自信がありそうでした。この2名は、A社を担当していた営業マンでしたが、新規事業部門を設立するにあたり、社長の目に留まり入社にいたったものです。 A社の新規事業とは、自社技術の転用可能な新規マーケットの開拓でした。技術転用に関しては様々な規制の影響を受けるので慎重に進めなくてはいけません。A社の社長も当初はクオリティを重視し慎重に進めることを想定していました。2人には3ヵ月後を目処に報告書をまとめるように指示がなされます。 ●クオリティ?それともスピード すぐに報告をあげてきたのは、小山さんでした。それも指示がなされてから1週間しか経っていません。報告の内容は不十分と見なされたため、社長の判断はNGでした。しかし、その3日後にも報告をあげてきました。
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