その後の展開が推理できたので、後で答え合わせする為に備忘録として書き残す。もしかしたら、ネタバレ注意。 --- 漫画の世界で何が起ころうと、それが漫画である限り現実の脅威とはならないと、多くの人は考えている。漫画は作者の脳の写像であり、それが直接現実に対して影響を与える事はない。一休さんじゃないのだから、夜な夜な屏風の中から虎が抜け出すなんて事はありえない。しかし作品を観た者の行動を変え、間接的に現実を変えるという事ならあるかも知れない。 現実と対峙するのはリスクを伴う。そんな時は空想の世界に逃げ込むしかない。それは逃避かも知れないが、その空想が現実を変える日が来るかも知れない。それには長い長い年月がかかるだろう。だが人の命と違って作品は寿命が長い。今すぐ現実を変えなくても、いつか変える日が来るかも知れない。作品を残す事は、自分の魂を冷凍保存して未来へ託すことに等しい。
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