NTTドコモのモバイル社会研究所は2023年5月18日、小中学生のICTスキルに関する調査リポートを発表した。「パソコンのキーボードで文字入力ができる」子どもの割合が全世代で大きく増加し、2018年の調査開始以来初めて、小学生高学年以上で「携帯電話で文字入力ができる」子どもの割合と同率になった。特にGIGAスクール構想による「1人1台」のパソコンの運用が本格化した2021年はキーボード入力ができる子どもの割合の上昇幅が大きいといい、授業でパソコン・タブレットを使用する頻度が高いほどICTスキルも高かったという。 パソコンでキーボード入力ができる子どもの割合の変化。GIGAスクール構想による「1人1台」のパソコンの運用が本格化した2021年の増加が顕著だ 調査は2022年11月、関東1都6県の小中学生とその親を対象として、訪問留め置き法によるアンケート調査で実施した。有効回答数は600。「パ