SBI証券が毎週公表しているNISAの週間買い付け金額(成長投資枠)によると、1月第5週(1月29日-2月2日)のあおぞら銀はNTTに次ぐ2位となった。前の週はトップ10に入っていなかった。 あおぞら銀は1日午前9時、今期(2024年3月期)純損益が従来の黒字予想から赤字になる見通しと発表。米国の不動産向け融資の追加引き当てや有価証券の売却損計上などが響く。同時に第3四半期末と期末の配当予想を無配に修正し、同日の株価は値幅制限いっぱいのストップ安(700円安の2557円)となった。 SBI証の鈴木英之投資情報部長は「NISAは投資の初心者が多く、中長期で高配当利回り銘柄などを見ている向きが多い」とし、もともと高配当利回り銘柄だったあおぞら銀株はNISAで注目されやすかったと話した。 ただ鈴木氏は、一般的にNISAの初心者層はデイトレーダーのように株価急落時に機敏に押し目買いを入れる層とは投