タグ

言葉と文章に関するgadie_8107のブックマーク (22)

  • 認知言語学から小説の面白さに迫る『小説の描写と技巧』

    小説の面白さはどこから来るのか? 物語のオリジナリティやキャラクターの深み、謎と驚き、テーマの共感性や描写の豊かさ、文体やスタイルなど、様々だ。 小説の面白さについて、数多くの物語論が著されてきたが、『小説の描写と技巧』(山梨正明、2023)はユニークなアプローチで斬り込んでいる。というのも、これは認知言語学の視点から、小説描写の主観性と客観性に焦点を当てて解説しているからだ。 特に興味深い点は、小説の表現描写が、人間の認知のメカニズムを反映しているという仮説だ。私たちが現実を知覚するように、小説内でも事物が描写されている。 認知言語学から小説の描写を分析する 通常ならメタファー、メトニミーといった修辞的技巧で片づけられてしまう「言葉の綾(あや)」が、ヒトの、「世界の認知の仕方」に沿っているという発想が面白い。これ、やり方を逆にして、認知科学の知見からメタファーをリバースエンジニアリングす

    認知言語学から小説の面白さに迫る『小説の描写と技巧』
  • 雑誌Beginの文章が寒くてキツい

    雑誌のBigin(ビギン)を楽天マガジンで読んでたら、文章が寒すぎてキツかった。 読者層って50代以上なのか?親父ギャグ満載で、アラフォーの自分にはついていけない。 以下に例を挙げるので読んでみて欲しい。 (※2023年6月号から引用) 博多土産めんべえのTシャツの紹介ハマるよ……め♪ もしかしてラッツ&スターのめ組のひとのパロディ?古すぎないか? そもそもめんべえのTシャツを紹介するか? 銀座で時計を買う記事グランドセイコーを銀座の和光で買いませう 買いませうって今どき書いちゃうのが痛い ノースフェイスの白ジャケットの紹介ありのままの白で魅せるのよ いまさらアナ雪かよ…しかも今は春だし 高濃度のメンズ美容液の紹介一度使えば濃いに落ちます 思いついた親父ギャグをそのまま書いちゃダメだろ レトロなラジオ端末の紹介「ラジオの時間」 三谷幸喜の映画みたいに書かないでくれ 古着をリメイクしたスウェ

    雑誌Beginの文章が寒くてキツい
  • 岸田國士 - Wikipedia

    岸田 國士(きしだ くにお、1890年(明治23年)11月2日 - 1954年(昭和29年)3月5日)は、日の劇作家・小説家・評論家・翻訳家・演出家。 代表作に、戯曲『チロルの秋』(1924年)、『牛山ホテル』(1929年)、小説『暖流』(1943年)、『双面神』(1953年)など。 妹の勝伸枝は作家、名は延原克子で翻訳家・延原謙の。長女は童話作家の岸田衿子、次女は女優の岸田今日子[2]、甥に俳優の岸田森がいる。 映画『ゼンマイの戯れ』(1926年)もある[3][4]。 東京市四谷区(現・東京都新宿区)に和歌山県出身の陸軍軍人岸田庄蔵の長男として生まれる。岸田家は旧紀州藩士の家系であった。 陸軍士官学校を経て少尉に任官、久留米の歩兵第48連隊に配属される。 文学への思い止み難く、父の勘当を受けながらも軍籍を離れ、28歳で東京帝国大学文科大学に選科生として入学する。フランス文学や近

    岸田國士 - Wikipedia
  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
  • 「詩」というもの/谷川俊太郎|「新潮」編集部

    僕が小学校に行ってた頃ね、日戦争してたでしょ、戦地の兵隊さんに手紙を書きましょうなんて宿題が出るわけ、僕は何書いていいかわからないんだ、母にそう言うと、自分のことを書けばいいのよと言われる、そこでまた困っちゃうんだ、自分のことって何書けばいいのって言うと、遊んだことでも、勉強したことでもなんでもいいのよと母は言う、そうすると頭に浮かぶのは、朝起きて顔を洗って朝ごはんをべてみたいなこと、子供心にも全然面白くない、いやいや鉛筆でひらがなと漢字を書いていた。 今考えるとこれは一種のトラウマになったんじゃないかな。文章を書くのはとにかく苦手、それより前に字を書くのが既に苦痛だった。思うように字が書けない、しょっちゅう母親に直されていた、大人になってからも字が上手く書けない。それが字を書いて言葉を操ることで暮らしを立てるようになったんだからわからない。「詩」というものが存在してなかったら、僕は

    「詩」というもの/谷川俊太郎|「新潮」編集部
  • なんで「的」ってつけるんだよ

    差別的、とか侮辱的、とか、セクハラ的、モラハラ的、とかなんで的をつけるの? こういうのって見ててイライラするんだよな。 的を外すと何がおきんの? 伊集院光のパワハラ的とかって的が付いたまま既成事実化されていった流れがあってすげー不気味だった。 とりあえず的ってつけときゃ「私は別に断言したわけじゃありませんから、あとは皆さんが判断なさればよろしい」っていう逃げを打てるっていう下心が見え見えでうっとおしい。 的なんかいらねーんだよ。 的無しでとりあえず言い切ってだめならごめんなさい改めますでいいじゃんか。 あ、ごめんなさいで全く許さないやつらが的をつけてるのか。 的をつけないやつを徹底的に的で雰囲気だけ作って圧力かけてつぶして抹殺してきたもんな なんか納得だ。

    なんで「的」ってつけるんだよ
  • 女の文章は女って分かるのなんでやろか : おんJ民のおもひで

    おんJだけかもしれんけどおんJの男は全体的に暗い ワイはダメや...みたいな空気感がある おんJの女にはそれがない

    女の文章は女って分かるのなんでやろか : おんJ民のおもひで
  • 文章が読めない人かどうかは文章を音読させてみれば分かる 読めない人は助詞や接続詞を勝手に追加したり省いたりする傾向にある?

    松下哲也 @pinetree1981 近現代美術史・キャラクター表現論を研究。京都精華大学マンガ学部マンガ学科/大学院マンガ研究科准教授。著書に『ヘンリー・フューズリの画法 物語とキャラクター表現の革新』(三元社)。シラスチャンネル「松下哲也のアート講釈日地」にて動画配信中! shirasu.io/c/nipponchi 松下哲也 @pinetree1981 文章を読めない人かどうかは文章を音読させると大体わかりますよ。読めない人は文章にない助詞や接続詞を勝手に足したり、逆に省いたりする。読めない漢字が出てきた時に詰まったり辞書を引こうとしたりせず、勝手に飛ばすか造語する。塾講師のバイトをしていた時にベテランの先生に教わりました。

    文章が読めない人かどうかは文章を音読させてみれば分かる 読めない人は助詞や接続詞を勝手に追加したり省いたりする傾向にある?
    gadie_8107
    gadie_8107 2022/01/13
    “つまり、読めない人は、この世に存在しない文章を自分で作って、その文章をさらに独自に解釈しているわけだから” これはこれで特殊能力(センスがある?)みたいで少し羨ましい
  • 最も〜であるうちのひとつって誰が言い始めたの?

    one of the mostの訳だけど、この日語おかしいよな 最もって言葉がそれひとつを指すよね 普通に英語の教科書にも載ってるし誰もおかしいと思わなかったの? 例えばone of the most beautiful sceneだったら 最も美しい風景であるうちのひとつって訳すんじゃなくて ニュアンス的にマジで美しい風景って訳した方がよくね? そうやって訳すとveryとか被るからこんな変な訳にしたのかな 正直very beautiful sceneでいいもんな veryの超ヤバいバージョンがone of the mostだけどそれに当たる日語がないのかも 何故か中学生の時の疑問思い出したから書いてみた

    最も〜であるうちのひとつって誰が言い始めたの?
  • 難しい文章を読むときの対策方法

    概要自分への備忘録用に書いておく。 すべてにとって共通して言えることは、「なぜ難しく感じるのか」という点と、「どう突破するのか」という点だ。 この2点に集約される。 自分がバカだから文章が難しいわけではない難しい文章を読むのは、誰にとっても難しい。 もちろん、ある人にとっては難しい文章が、別のある人にとっては簡単だというのはよくある。ただそれは、前提知識の違いや読み方の違い、たまたまその人の感性が筆者の感性にフィットしている場合や、筆者に対してどのぐらい信頼感を抱いているかにもよる。もしそこに差がなければ、同じ難しさになるはずだ。 つまり、もし自分と似通った能力を持っている人がその難しい文章を読めば、必ず難しいと感じるはずだ。 思考実験として、自分という人間をコピーしたあと、その文章の読解に必要な能力だけはそのままにして、さまざまな性格・さまざまな外見・さまざまな人生経験・さまざまな年齢に

    難しい文章を読むときの対策方法
  • 読みにくい文章を書く技法について

    針小棒大な記述がなされた文章を読むことほど困難なことはふつうの人生の中ではなかなか見つけられないかもしれない。一般的に、文章は読み易い方が良しとされがちだ。けれども、文章を読み難くすることによって自分の好ましくない人々がアプローチしてくることを阻害することができるというのは、低質な文章の読解困難性を逆手に取った、なかなか興味深い技術でもある。また、相手に渡す必要がある文章なのだが何らかの事情で内容を読まれるのを回避したいという場合に、相手の蒙昧さをうまく活用して来指摘すべき問題について問題提起させないというようにすることすら可能だ。読み難い文章を提示することで読者層の足切りに使うこともできる。無意味に複雑な文は、内容など碌に見られないために炎上すべき過激な発言ですら炎上しないことがある。たとえば侮辱するときの語をバーバリアンという言葉に切り替えるだけで炎上の発生確率が低下する。こうし

    読みにくい文章を書く技法について
  • ELYZA DIGEST

    ELYZA DIGEST

    ELYZA DIGEST
  • 「知ったかぶりや特殊な語彙の使用は、書き手の逃げ」専門ライター時代、記事は「小学5年で読めるように書け」と言われた体験談

    瀬川雅峰 @masamine_s 専門ライター時代、記事は「小学5年で読めるように書け」と言われた。小学生で触れている標準的な語彙、文章構造の複雑さを念頭に置いて専門誌の記事を書いた。そのためには書き手が物事を正確に、構造的に理解していなくてはならない。知ったかぶりや特殊な語彙の使用は、書き手の逃げ、と教わった。 瀬川雅峰 @masamine_s 文章を仕事にしているプロでも、こうした考え方から遠い人は勿論いる。経験から言えば、大学教授や評論家に不親切な文を書く人が多かった。専門用語をただ並べて一見さんお断りの文にしてしまったり(多くは人の理解不足と思う)主語と述語の関係を整理しきれず、文脈がこんがらがってたり。 瀬川雅峰 @masamine_s 小説でも初心者に近い人の作品ほど、日常で使わない語彙を今ひとつ文脈にとけ込まない形で使っていたり、主語と述語の関係が捻れていたり、といった文が

    「知ったかぶりや特殊な語彙の使用は、書き手の逃げ」専門ライター時代、記事は「小学5年で読めるように書け」と言われた体験談
  • 文章におけるレトリックとは何か(その2) - 持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

    ふたつのレトリック 古代ギリシア・ローマの弁論術では、言論の機能は「説明する」「楽しませる」「感動させる」の3つに分けられるという(佐藤1994)。佐藤は、この3分法は2分法の変形であり、「説明すること」と「楽しみを与えること」の2方向から「感動させること」を目指すのだと指摘している。佐藤の表現によれば、この2つは「解明し論述する技術としての《説得》のレトリック」と「快感を呼びおこすための《表現》のレトリック」ということになる。 日でレトリックというと、これまでは後者の意味で解されることが多かったようである。尼ヶ崎(1988)でも、日語のレトリックとして後者に分類されるような現象を多く取り上げている。こうした状況に対して木下(1981)は、佐藤の前者のレトリック、すなわち「言語によって情報や意見を明快に、効果的に、表現・伝達する方法」(11)を身につけることが必要であると説く。こうした

    文章におけるレトリックとは何か(その2) - 持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ
  • 「~たり、~たり」を省略しない理由 | 毎日ことば

    省略すると誤解の可能性も それでも最初の「たり」で並列だと分かるのだから、とか、当然・自明のことは省略していくのが言葉の作用の常であり誤解を生むような実害はないのだから、などと思われる方もおられると思います。そこで、次に毎日新聞用語集をごらんください。「誤りやすい表現・慣用語句」の章に「…たり(だり)」の項があります。 「脅したりすかしたり」のように「たり」を重ねるのが基形。「遊んだり学ぶのを手助けする」のように後の「たり」がないと、「遊ぶ」と並立させているのが「学ぶ」か「手助けする」か不明確なので、列挙の場合はできるだけ「たり」を繰り返す 毎日用語集には誤解の可能性があることが明示されています。「遊んだり学んだりするのを手助けする」なのか「遊んだり学ぶのを手助けしたりする」なのかが分からなくなるわけです。こと機能の面からすれば、やはり後ろの「たり」を省略しないほうがよいと言えると思いま

    「~たり、~たり」を省略しない理由 | 毎日ことば
  • 「なぜ、“ひらく”のか」への考察|鷹野 雅弘

    漢字で書ける語句をひらがなで書くことを「ひらく」、その逆に、ひらがなの語句を漢字で書くことを「とじる」(=ひらかない)、これらを総称して「(漢字の)閉じ開き」といいます。 この「閉じ開き」は、テキストの読みやすさ、伝わりやすさ、さらに、誤読を避ける気づかいなどに直結します。デザイン制作物だけでなく、メールやSNSなど、文字ベースでのコミュニケーションが多く行われている現在では、ビジネススキルのひとつです。 ライティングや文字校正では、よくひらがなを【ひらく】漢字を【閉じる】と表現しますが、僕は小学生の頃両さんに教えてもらいました😎 ちなみに1988年発売の51巻です。 相変わらずこち亀の守備範囲は広すぎる🥺#ブログ書け#ブログ初心者 pic.twitter.com/vZirFnQOCy — おかぺー🙋🏻‍♀️オカンのIT力向上 (@DemoOkan) May 2, 2021 ルー

    「なぜ、“ひらく”のか」への考察|鷹野 雅弘
  • Apple 風文体の力を、あなたにも。

    短くて身近な言葉。だから、わかりやすい。 余計な修飾にさようなら。伝えたいことだけが伝わります。 具体的な説明で、説得力を加えましょう。否定表現は最小限。エンパワーメントのための強調はたっぷりと。多彩な文末の作り出すリズムが、どんな文章にも、魔法のようにレスをもたらします。 最先端の力強いスタイルで、記事は一気に注目エントリーへ。マーケティングと広報の勉強にもなります。プライベートな日記で、人気者に。 anond:20210424193915

    Apple 風文体の力を、あなたにも。
  • プロレス口調ってほんと効果あるんだな

    通常「~である」口調とかで書いてるんだけど、まあほとんどレスがつかない。 わざと実験で煽り言葉とか若者言葉にしてみたら、下の注目エントリに入った。 ある意味マーケティングとか広報の勉強になったわ。ありがとう匿名ダイアリー

    プロレス口調ってほんと効果あるんだな
  • 読んでもらえる文章にするための「パワーワード」の作り方|竹村俊助/編集者

    今日はぼくの企業秘密的な話をします。 ぼくの文章はたまに「わかりやすいです」とか「気づけば最後まで読んじゃいました」などと言ってもらえるのですが、自己分析では、そこまで文章がうまいとは思っていません。 じゃあ何が違うのかというと、「パワーワード」というものを巧みに使えているからなんじゃないかと思っています。タイトルはもちろん、見出しや文章の随所に「パワーワード」を入れることで、読み手を惹きつけることができているのではないか。 パワーワードという言葉はどうやら「意味がわからないけど強い言葉」という意味で使われていたこともあるそうですが、ここでは単に「人を惹きつける力のある言葉」という意味で使います。 パワーワードは「香辛料」パワーワードは香辛料に似ています。 チーズとソースだけのプレーンなピザは、ずっとべていると飽きてしまいます。でも途中でタバスコをかけると飽きずにべられますよね? 素う

    読んでもらえる文章にするための「パワーワード」の作り方|竹村俊助/編集者
    gadie_8107
    gadie_8107 2021/04/06
    こういう技術を悟られないようにする技術も必要だよなあ。言い回しが無理してたり明らかに狙って書いてるようなのは逆に読み気失せるし
  • 言葉の生成について - 内田樹の研究室

    もう2年前になるけれど、大阪府の国語科教員たちの研修会に呼ばれて、国語教育について講演をしたことがあった。 そのことを伝え聞いた国語科の先生から「どこで読めますか」と訊かれたので、「お読みになりたいのでしたら、ブログに上げておきます」とお答えした。いずれ晶文社から出る講演録に採録されると思うけれども、お急ぎの方はこちらをどうぞ。 「言葉の生成について」 学期末のお忙しいところ、かくもご多数お集まりいただき、ありがとうございます。ご紹介いただいたように、僕の書いた文章は、入試問題や教科書に出たりしていますが、人間、一回見ると「こういうこと言いそうなやつだ」というのがだいたい分かります(笑)。 僕はエマニュエル・レヴィナスのを何冊か訳していたのですが、1987年にご人にはじめてお会いしました。レヴィナスの、それまでに一生懸命訳してはきたんですけれども、どうも自分の訳文に確信が持てない。こ