高松市三谷町にある知的障害者の支援施設・ウインドヒル。社会福祉法人ポム・ド・パンが運営していて、自閉症と診断された重度や最重度の知的障害者を中心に現在47人が利用しています。 中には、自分や他人を傷つけるといった行動が頻繁に現れる「強度行動障害」がある人もいて、家庭や地域での生活が難しいとして施設の利用を希望する保護者が多いということです。 8月7日、この施設の利用者の保護者の代表が集まりました。 8月、保護者のもとに施設からある文書が届きました。文書には「人員不足のため、利用者47人のうち11人の契約を解除せざるを得ない」などと書かれていました。 文書は8月2日付で、「9日の正午まで他の福祉サービスに移るという申し出を募り、申し出が11人に満たなければ施設側で人選し、9日中に解除通知を出す」としています。 (保護者は―) 「飛び出しもする、左右確認もしないで道路を歩く、命の保障もできない