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文章を読むときのアタマの情報処理は、大きく分けると次の2つがある。 文章から情報を組み上げる(文章→アタマ)処理と、頭の中の情報を本の情報と結びつける(アタマ→文章)処理だ。 すぐにわかるように、自分の中に、その本の内容と結びつけるものが少ないと、文章から情報を組み上げる(文章→アタマ)処理が優勢となる。 実は、文章から情報を組み上げる(文章→アタマ)処理だけの読書はつまずきやすい。 頼りになるのが文章から来る情報だけになるから、単語や語句に、文や段落のつながりに、文章のテーマや取り上げられるトピックに、そのどこかに分からないところがあると、途端に理解に支障が出るからだ。 逆に、自分のアタマから文章へ向かう情報が豊富だと、文章から来る情報に不明な点があっても、何とか進むことができる。 このことは、特に難しい本や外国語の本を読むときには、心にとめておいた方が良い。 アタリマエのことだけれど、
inspired by ドラッカーを学ぶための3冊 : 金融日記:ドラッカーを学ぶための3冊 明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命: P.F. ドラッカー, Peter F. Drucker, 上田 惇生 ドラッカーの経営学と思想はこの一冊に凝縮されている。 ドラッカー名著集12 傍観者の時代 (ドラッカー名著集 12): ピーター・F・ドラッカー, 上田 惇生 ものすごい名著。読まずに死ねるかの類。 非営利組織の成果重視マネジメント―NPO・行政・公益法人のための「自己評価手法」: P・F. ドラッカー, G.J. スターン, Peter F. Drucker, Gary J. Stern, 田中 弥生 ドラッカーがなぜ経営を重視したかがわかる一冊。逆にいうと世の中のドラッカー読みがいかに的外れかわかる。
3000万円をつくる投資信託術 - サラリーマンのためのインデックス投資入門 2010-04-23-2 [BookReview][Money] 献本いただきました。ありがとうございます。 (ref. [2010-04-13-2]) ■竹川美奈子 / 3000万円をつくる投資信託術 - サラリーマンのためのインデックス投資入門 忙しいサラリーマンにピッタリのインデックス投資。ベストセラー『投資信託にだまされるな!』の著者が、その理論的根拠やファンド選びのコツ、具体的な投資法を徹底解説する。損をしないための「シンプル投資」7カ条も必読。これ1冊読むだけで、もう迷わなくて済む。 (追記: Kindle版もあります) マネーリテラシーをとことん分かりやすく解説してくれる竹川美奈子氏(@minakotakekawa)の新著です。今回は投資信託を買って資産を殖やすという具体的な話です。 資産形成に大切
1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/03/23(火) 23:39:36 ID:? 主に経済成長と国民幸福について議論するスレです 日本経済、世界経済と私たちの行方についてマターリ語っていこう! 3 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/03/23(火) 23:41:48 ID:? 【くまきち ◆aFw5W1R.AE 】 推薦図書の更新です。以下3冊を読めば基本的なところは殆ど足りると 思いますので是非読んでいただければ。 ■完全初心者がまず読むべき本 1、『脱貧困の経済学』飯田泰之・雨宮処凛 (光文社) 2、『経済成長って何で必要なんだろう?』 飯田泰之ほか (自由国民社) 3、『対話でわかる痛快明解 経済学史』 松尾匡 (日経BP社) 脱貧困の経済学-日本はまだ変えられる (単行本) 貧困に効くのは「経済学っぽい考え方」なんです。 反貧困運動の象徴・
2010年02月04日23:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 真の「普通」 - 書評 - 未来思考 10年先を読む「統計力」 出版社より献本御礼。 未来思考 10年先を読む「統計力」 神永正博 今回も素晴らしい出来。本書が普通に読まれるのであれば、この国の未来は、よい意味で著者を裏切ることとなるだろう。すなわち明るい。 裏を返すと、本書のあり方が普通にならない場合、この国は著者が読んだ通りとなるだろう。 そう、普通。 「ふつう」とは似てて異なる「普通」とは一体なんなのだろうか。本書を片手に考えてみたい。 前著「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」が「統計で何が見えるか」を説いたのに対し、本書「未来思考 10年先を読む「統計力」」は「それで日本を見てみるとどう見えるのか」を著した一冊。 目次 - Masahiro Kaminaga's Weblog: 未来思考より プロローグ P
2010年02月02日21:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 最も「リアル」が「見える」一冊 - 書評 - なぜコンピュータの画像はリアルに見えるのか 出版社より献本御礼。掲載が遅くなってしまって大変申し訳ない。 なぜコンピュータの画像はリアルに見えるのか 梅津信幸 本書は「コンピューターで画像を扱う」ことに関する一般書としては一番の出来。一般書であるので、本書を読んだ途端CGが作れる、ということにはならない。それより幅広く、そして深い教養を与えてくれる一冊であり、コンピューターで画像を扱うという行為そのものへの興味を引き立ててくれるので、どんな専門書よりも前に出会っておきたい一冊でもある。 おかげでCGに関しては完全な「消費者」にすぎないと思っていた私でさえ、画像/動画ファイルをあらためてあれこれといじりまわすようになってしまった。本blogの更新頻度低下に一役買った一冊かも
・13日間で「名文」を書けるようになる方法 高橋源一郎の明治大学大学院における「言語表現法」講義の書籍化。全13回の授業が学生とのやりとりを含めて収録されている。とてつもない名講義。言葉で語らず、インタラクションで考えさせるという高度な教授法を、毎回繰り出す。 初日、スーザン・ソンタグの「若い読者へのアドバイス」という名文が配られる。死期が近いことを悟った思想家が若者に向けて「心の傾注」という言葉をキーワードに真摯な忠告を短い手紙のように書きつづったものだが、「読み終わったら、その紙から目を上げ、窓の外を眺めてみてください。なんて美しい風景でしょう。このキャンパスのいいところは、こういうものが見られることです。すぐ横に、そんなに美しいものがあるのに、活字ばかり追いかけてはいけません。読んだものは忘れて、見ることに、傾注してください。」と先生。 オバマ大統領の演説、斉藤茂吉のラブレター、しょ
この時期になると大学生向けに読むべき100冊みたいなリストが出回る。 あんなリストを真に受ける人も少ないだろうが……はっきり言って悲しくなるくらいお粗末だ。 ずらっと並べられた古典名著。あまりに埃の被ったラインナップにがっかりする。 こういった学問には「原書病」とでも言うべき、くだらない風習が根強く残っている。 原典や本文を極度に重視するのは不健全だ。それ自体は面白いとしても、その後発展と整理を経て洗練されている。 歴史的興味以外であえて出発点に戻る価値はすごく小さい。そんなところに本当の「教養」は存在しない。 難解で時代遅れな文章と格闘したって、趣味以上のものにはならないし、考える力は湧いてこない。絶対誤読するし。 そこで本当に頭を強くしたい人が読むべき書籍リストというものを作った。 これは単なる学問という空気に浸ってみたい人が読むものじゃなくて、日常に根ざした本物の力を分けてくれるもの
2010年01月25日12:45 カテゴリ書評/画評/品評Math This is THE -e^πi - 書評 - オイラーの贈物 新装版 東海大学出版会 田志口様より献本御礼。 オイラーの贈物 新装版 吉田武 [東海大学出版会より直接購入] キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━! 待っていた、待っていた、待っていた。 この本の復活を。 願わくば、「小飼弾が選ぶ最強の100冊+1」の前に復活してほしかった。入手困難だったので泣く泣く外したのだけど、最強の100冊が10冊になっても本来入っていてしかるべき一冊。 なのにAmazonときたら、「この本は現在お取り扱いできません」だと? すぐに在庫されると思うのでリンクしておくが、念のために東海大学出版会も併記しておいたので待てない方はそこから注文してほしい。 本書「オイラーの贈物」は、 はじめに 唯一の式 -- オイラーの公式: eiθ =
2010年01月22日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 What do they do if they do no evil? - #書評_ - Googleの正体 毎日コミュニケーションズ大澤様より献本御礼。 Googleの正体 牧野武文 すごい。すばらしい。そしてちょっぴり悔しい。 「Googleとはなにか」ではなく、「Googleはこれから何をやろうとしているのか」ということに関して、Googleの外の人による結論として、もっとも腑に落ちるのが本書。正直言いたいことを言われてしまったという感じ。 Androidの敵はiPhoneじゃない。 それがわかるだけでも、一読の価値あり。 本書「Googleの正体」は、タイトルどおりGoogle論なのだが、会社論とは思えない読了感がある一冊。むしろそれは、数学の論文を読んで理解したような感じなのだ。 目次 - MYCOM
Beginner's course List Complete Course List 語学の教科書は、おおざっぱに分けると「コース型」と「文典型」に分かれる。 「コース型」は中学校・高校の英語のリーダーなどでおなじみの通り、文章や会話を通して基本的な文法事項から少しづつ学んで行くタイプのものである。 「文典型」は、要するに文法書なのだが、品詞別や文法のカテゴリー順に、文法事項が配列してあるもの。 昔は(とくに古典語だと最近まで)、解説の無い素の素材から採って来たものを編集した読本に、文典を調べつくしてなんとかするというスタイルだった。 基礎トレや型の練習なしで、いきなり組み手をするようなもので、それでできるようになるのだけれどケガ人や途中退場者も少なくなかった。 「コース型」は、そうした反省の上に立ってつくられた現代的教材ではあるが、「コース型」をやっていても、どうしても分からないところ
とかく家の中で幅を取るのが、「本」という物体。最近は、一つのテーマを手軽にまとめてくれる新書が話題になっている事もあり、ついついブログを読むような感覚で買い込んでしまって、あとで邪魔になってうんざりという人も多いのでは。そんなときは、本を裁断してスキャナでPCに取り込むのも一つの手です。今回は、具体的にそのやり方を解説しているブログを紹介します。 ▽ 橋本商会 » scansnapと裁断機を買って本を電子化しまくる このエントリーは、富士通のスキャナー「ScanSnap」などを利用して、書籍をPDF化するまでの流れを、写真付きで丁寧に紹介したもの。著者によればScanSnapと裁断機で合計36000円くらいとのことで少々値段は張るようですが、はてなブックマークのコメント欄では「これは良いライフハック」、「買うか本格的に検討します」などの声が出ています。 ただし、上記の値段や手間の問題、また
2009年12月24日18:00 カテゴリ書評/画評/品評Money 書評 - 生命保険入門 「ハーバードMBA留学記」と一緒に頂いたのが、本書。 生命保険入門 新版 出口治明 初出2007.04.16; 新版登場につき改訂 この一年、いや数年のうちに読んだ中で、もっとも目から鱗を落としてくれた本であった。 本書「生命保険入門」はまさに文字通りの本である。これから生命保険に加入する人々のための入門であると同時に、これから生命保険業界に入る人々のための入門でもある。地味な表紙、そしてそれが岩波書店から刊行されていることから、後者の意味合いにしか受け取らぬ人の方が多いかも知れないが、実は前者、すなわち生命保険加入者こそ読むべき本である。 生命保険とは何か 生命保険とはどのような金融商品か 生命保険の歴史 生命保険はどのような仕組みになっているか 生命保険にはどのような種類があるか 生命保険会社
いきなり別の本の話を枕にするが、『カチン族の首カゴ』という本がある。 陽気な人好きする性格の日本兵が、カチン族といういわゆる人食い人種に迎えらえて王様になるというドキメンタリーで、王様になった本人が書いている。 それもカチン族だけでなく、戦争中だから戦争の邪魔になるとイギリス軍に見捨てられていったイギリス女性や子供達もいて、彼らも日本兵の王様を慕う。 彼は非常に善政を敷いて、戦勝国のどこにも成立しなかったようなインターナショナルな共同体を作ってしまう。 最後に日本軍に見つかって帰還命令が出る。 カチン族も他の人たちも是非残ってくれというのだけれど、本人もこのまま帰って人殺しに荷担するよりも、この人たちのために王様でいることの方が人間として尊い生き方のような気がするのだけれど、結局泣く泣く帰っていく。 やがて、日本軍とカチン族は敵となり、時は流れ、日本は敗戦を迎える。 『ルワンダ中央銀行総裁
小林弘人(監修・解説) 日本放送出版協会 2009-11-21 売り上げランキング : 4 おすすめ平均 テクノロジーに先導される“今”が、よく分かる Amazonで詳しく見る by G-Tools 「好きなことをして、生きていくのは難しい」とはよく言われることです。インターネット時代がやってきて、「ついに好きなことをして生きていける時代が来た!」と思わせる雰囲気が生じたものの、「やはりそううまくいかなかった」と感じている人も多そうです。ことに、それなりの数の購読者のついているブロガーさんなどは、そう感じているかもしれません。 そういう人が必ず読むべき本が出ています。『FREE』です。インターネットを使って生きていこうと単純に考えたとき、一番問題になるのが、お金を得にくいこと。アフィリエイトという手段がありますが、生活するに十分な対価を得ようとすると、アルバイトをした方がまだ楽だということ
今年もお世話になりました、すべて「あなた」のおかげ。 スゴい本は多々あれど、独力で発掘できるはずもないので、スゴ本を読んだ「あなた」を探す。好きな本ばかりで食傷気味で、お山の蛙か、井の中の大将になったつもりのわたしにとって、「あなた」は良い刺激であり指針でありアドバイザーなんだ。 そう、好きな本だけ読むのもいいし、本屋さんだけで事足れりとしてもいい、それでも読みきれないほど。そして、自分の周りに壁を築いて、ヒキコモるのもアリ(わたし自身がそうだった)。時折みかける独善に陥っている人を反面教師として、自らを戒める。ブンガク小説ばっかり読んで、世界を分かった気になっている人、科学リテラシーこそ全てで他はクズだとのまたう人、それぞれの得意分野では天狗だろうが、外から眺めていると、こっけいで仕方ない。 そんな「わたし」にならないために、広く、深く、遠くまで「あなた」を探す。「あなた」のおかげで、こ
2009年12月02日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Money 使われるな使え - 書評 - 60歳までに1億円つくる術 著者より献本御礼。 60歳までに1億円つくる術 内藤忍 はじめにお断りしておくと、本書には新しいことは何も書いていない。本書もまた星の数ほどある「金融リテラシー本」の一つである。 しかしそれがコンスタントに売れているということは、その「新しくもない」ことがわかっていない人が、星屑の数ほどいることを示している。そういう人々にとって、本書はもっとも「けれんみのない」一冊だ。勝間和代を目指すにしろ目指さないにしろ。本書程度の術はもっていたいものである。 さもなければ、あなたがお金を使うのではなく、あなたがお金に使われることになるのだから。 本書「60歳までに1億円をつくる術」は、実はお金をつくる術ではなく、お金に使われない術である。 目次 序章 「今の自由」を手に入れる
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