『唐沢俊一の雑学王』(廣済堂出版, 2007年3月)を読み返していて、秋葉原駅に関する4コマ漫画(p.187、フキダシを引用)があるのに気づいた。 “アキバ”は秋葉原の略称ではない!! 明治2年秋葉神社が建立された アキバに行こーぜ 秋葉(アキバ)神社のある原っぱ……つまり秋葉原(アキバハラ)が正しい!! 昭和7年国鉄の駅ができた時役人がまちがえた 秋葉原(アキハバラ) もう決めちゃったからこっちが正しいのだ! 「国鉄の駅ができた」のが「昭和7年」? それはいくら何でもウソだ。アキハバラかアキバハラかにも書いたとおり、日本鐵道の秋葉原貨物取扱所の開業は、明治23年11月1日だ。というか、山手線環状運転開始が大正14年11月1日だから、少なくとも大正14年の時点で秋葉原駅は存在していた、っていう当たり前の事実に、なぜ唐沢俊一は気づかないんだろう。 また、「アキバハラが正しい」と唐沢俊一が主張