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経済と重要に関するgauquiのブックマーク (5)

  • 「家族福祉論の解体」感想 - 社会学者の研究メモ

    先日の研究会にも参加してくれた久保田さんの最近の論文です。 久保田裕之、2011、「家族福祉論の解体」『社会政策』3(1): 113-123. 非常に示唆的な論考で、興味深く読みました(今年一番の収穫だったかも)。私なりに内容をまとめると...(下手なまとめかもしれませんが...)。 家族を作ることが当たり前であったのは過去の話、結婚するかしないか、子どもをつくるか作らないか、個々人が選んでいく時代になっている。 それなのに、福祉供給の対象を「家族」に設定すると(つまり「家族福祉」)、あえてその選択をしなかった人に対しては不公平だ、ということになる。 「じゃあ福祉供給を個人単位にすればいいじゃない」と言いたくなるかもしれないが、そうはいかない理由がある。家族を作るか作らないかにかかわらず、人が生活していく上で必要である条件はあるはずだから。たとえば「(非対称的な)ケア」。誰だって子どものこ

    「家族福祉論の解体」感想 - 社会学者の研究メモ
  • 市場には扱えない危機  - P.E.S.

    今週一杯は時間があるので、日がらみの経済学関連記事などを翻訳することにしたのですが、なかなかうまく良いものが見つかりません。なのでもろ経済学ではないですが、ニューヨークタイムズに載った原発危機と市場についての記事を訳すことにしました。そんなに深いことや新しい情報があるわけでないですが、読み物として面白いのではないでしょうか。 もしタイポ・誤訳などがありましたら、コメント欄にお願いします。 追記:kuroseventeenさんに指摘されて、一点修正しました。ありがとうございました。 市場には扱えない危機 ジェフ・ソッマー 2011年3月19日 リスクというものは、後から振り返れば明らかなものだ。 東京電力は福島第一原発を、およそ40年前に、大地震にも耐えられるように建設した。しかし、3月11日に起こったマグニチュード9.0に耐えられるほどにではなかった。あるいはその後に続いた津波には。そし

    市場には扱えない危機  - P.E.S.
    gauqui
    gauqui 2011/03/21
    原発のリスクを市場は判断出来るかってことかしら
  • 日本の地震・津波のマクロ経済的影響 - P.E.S.

    昨日のブログエントリーでも軽く触れたIlan Noyによる災害の経済学のまとめです。原発事故さえこれ以上悪化しなければ、日経済の成長率についてのインパクトは長期的にはあまりない、という事になるのでしょうか。しかし、被災した現地への影響については長引くかもしれないと。ただ文中で言われているように、今回の地震・津波の影響は(原発はこれ以上悪化しないとしても)先進国としては未曾有のレベルなわけで、この点はちょっと懸念してしまうところですが。 いつものようにもしタイポ・誤訳などがありましたら、コメント欄にお願いします。 追記:ayakkaさんがこのエントリーへのJames Hamiltonの追記となるエントリーを訳されました。 日の地震・津波のマクロ経済的影響 by Ilan Noy 過去14ヶ月間、我々はいくつもの非常に大きな地震を見る事になった。それはハイチ(2010年1月10日)の地震に

    日本の地震・津波のマクロ経済的影響 - P.E.S.
  • FOREIGN AFFAIRS JAPAN - 「歴史の終わり」の後の新世界地図

    <「アジア・モデル」をめぐる混乱> 先に指摘したように、中国と日の際立った文化的対比を考えると、経済開発をめぐるどんな単独アジア・モデルの存在も、統一儒教文化圏が西欧に立ち向かうなどという図式も、ありえないことがわかる。もちろん、東アジア社会のほぼ全域をカバーする文化的な共通項は存在する。このなかには、日人、中国人、韓国人が共有する教育重視という価値観があり、この儒教的価値に影響された他の文化もある。同様に、すべての東アジア文化は強固な労働倫理をもっている。とはいえ、東アジア社会はことごとく、(価値観を除外した)生活のための労働という概念を受け入れるようになった。貴族的、あるいは宗教的な価値観―――商業や金儲けを軽蔑する一方で、昼夜を問わず毎日働き続けることを尊しとする労働価値観―――は、いまやほとんど消え去っている。たしかに、アジア社会の多くでは、経済開発の方向性をめぐって、政府が

  • グローバル化:希望の再分配  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年12月18/25日合併号) 楽観主義が移動している。これは、現在希望に満ちた国にも希望を失った国にも、重大な結果をもたらす。 「希望」という言葉は、「変化」と並んで、政治の世界で最も乱用される言葉だ。とはいえ、希望が大いに重要であることは間違いない。 政治家は、方向が正しいか間違っているかを測る指標に細心の注意を払う。信頼感の有無によって、消費者がお金を使うかどうか、企業が投資をするかどうかが決まる。ノーマン・ヴィンセント・ピールが指摘したように、「ポジティブ思考の力」は偉大なのだ。 これまで400年間、楽観主義という点では、欧米諸国は他の地域に対する比較優位を保ってきた。欧米の知識人が啓蒙と進歩の理念を紡ぎ上げ、欧米の実務家がテクノロジーを駆使して自分たちの意志を他の地域に押しつけた。 アメリカ合衆国の建国の父たちは、自分たちが作った国が過去のどんな国家より

    gauqui
    gauqui 2010/12/20
    『楽観主義が移動している。』
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