この講義録は、四谷アート・ステュディウムの学生のみに公開している講義録より、一部を抜粋したものです。 >> 岡﨑乾二郎ゼミ 基礎の講座案内はこちらです。 ------------------------------------------------------------------------------- 第7回 目次 【課題「映画を写真で抽出する」】 【建築空間と出来事】 ●映画『しとやかな獣』について 【予兆と自然】 ●映画『ハプニング』について 【ピンホールカメラとは何か】 ●カメラの先駆であるカメラ・オブスクーラと ピンホールカメラに含まれる問題 ○山中信夫、宮本隆司、佐藤時啓の比較 【「主観」を成立させるものとしての写真】 ○写真には撮った者の主観が必ず入り込んでしまう ●ロラン・バルトの写真論 ○「コード化されていないメッセージ」とは何か? ○マルティン・ハイデガー『芸術
この講義録は、四谷アート・ステュディウムの学生のみに公開している講義録より 抜粋したものです。 2009年度 岡﨑乾二郎ゼミ基礎/自由応用 第1回 4月17日の講義録です。 第1回は基礎、自由応用合同の講義でした。 岡﨑乾二郎ゼミの講座案内はこちらです http://artstudium.org/kouza_workshop.htm ★今学期テーマ ◎ 前期の課題アウトライン。 自然とは何か、芸術形式を、自然との関わり方の様々な方法として考える。 そのファーストステップとして、自然観察=採集をおこなう=自然のデータを採集(写し取ることを含む)する形式=方法=技術を考案、その技術形式にしたがって、自然観察=採集を行う .ex 自然科学におけるサンプリング、植物図譜 ↓ 最終的な目標として、集めたデータを結びつけ、自然を再構築する(方法をつくり、再構築する)。 ex 庭園など
この講義録は、四谷アート・ステュディウムの学生のみに公開している講義録より、一部を抜粋したものです。 >> 芸術理論ゼミの講座案内はこちらです。 第3回|INDEX I. 絵画をめぐる問題群 1. 「美学」か「実学」か 2. 高橋由一の生涯と転換 3. フェノロサとの関係 II. 技術と美学 1. 『絵画の領分』より 2. 美学的対象としての美術作品の成立 Ⅲ. 土木絵画 1. 土木絵画の特異性 2. ローカルカラー論争/今まで存在しなかった風景 3. 土木絵画は誰に継承されたのか? 4. 由一とクールベ 5. 文学/思想における参照例 _____________________________________________________________________________ I. 絵画をめぐる問題群 1. 「美学」か「実学」か 芸術理論ゼミ第2回講義録「IV. 絵画と呼
この講義録は、四谷アート・ステュディウムの学生のみに公開している講義録より、 一部を抜粋したものです。 >> 芸術理論ゼミの講座案内はこちらです。 第1回|INDEX 今年度は「明治以降の日本で生産された美術」(日本という近代国家に帰属させられた作品)を中心に扱う。 I. 参考文献 II. 《法華堂根本曼荼羅図》 III. 《吉備大臣入唐絵巻》 1. 文化財の流出 2. 低評価の罠 IV.「特殊かつ普遍」とは? 1. 『世界における日本美術の位置』 2. バウハウス/クレー V. 装飾の特殊性=変形規則|矢代幸雄、ヴォーリンガー 1. 装飾に特殊性を見出す 2. 装飾とは具象か抽象か? 3. 装飾とジェンダー Ⅵ. 特殊と徴候 1. 矢代、ヴォーリンガー、ヴェルフリンの共通点 2. 徴候とは Ⅶ. 高階秀爾『日本近代美術史論』に対する異論 1. 高橋由一 2. 《花魁》について 3. 北方
この講義録は、四谷アート・ステュディウムの学生のみに公開している講義録より、 一部を抜粋したものです。 >> 芸術理論ゼミの講座案内はこちらです。 I. 前回のアウトライン 高橋由一《左官》(1875-76) 壁の落書き(浮世絵の下絵にあたるような役者絵)を消そうとしている左官屋。 油画で描くことによってその関係をおもしろがっている。 ●あらかじめ感性の体系があってそこに切断があるという、高階秀爾的な理解の問題点 ●違和感の原因は、高橋由一が批評的な態度で意図的にやっているとしか考えられない ●日本ではこのような批評的な態度は、由一以降無くなったかもしれない 高橋由一には、絵画を美的な統一体として捉えたり、日本を代表する絵を描こうとする(日本文化の中の様々な技法を統合してあるスタイルを作る)態度はない。浮世絵と油画は相反する、全く別ジャンルのものであるという分別がついていた。 II. 司
この講義録は、四谷アート・ステュディウムの学生のみに公開している講義録より 一部を抜粋したものです。 2009年度 岡﨑乾二郎ゼミ基礎|自由応用 第2回(4月24日)の講義録です。 基礎、自由応用の合同講義が行なわれました。 >> 岡﨑乾二郎ゼミの講座案内はこちらです 六義園見学 六義園|りくぎえん 1702年(元禄15年)完成。徳川5代目将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の下屋敷に、柳沢自らが開園させたもの。 六義園の名の由来は、中国の『詩経』に分類されている詩の分類法を和歌に適用させた紀貫之の『古今和歌集』の序文にかかれている「六義」(むくさ)に因む。柳沢吉保はこの『古今和歌集』に出てくる和歌を庭園で再現しようとした。 前回述べたように、 1. 庭園には 風景として自然を見る型(風景の型=パターン)が示されている。庭園=風景の型を通して、自然は風景として見える。 2. 庭園は、すでにある
AboutArt Studium Artists Fileは、近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ 四谷アート・ステュディウムの在籍・修了生を中心に、学校併設GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVEに関連するアーティストの作品と活動を伝えるアーカイヴ・サイトです。 近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ 四谷アート・ステュディウム 2003年に設立され、岡﨑乾二郎が主任ディレクターを務める四谷アート・ステュディウムは、まったく新しいタイプの芸術の学校です。ここで行なわれる全ての活動は、それ自体が具体的な生産を行なう実践の現場であり、研究、生産の成果を社会へ発信し、異なる世界を結びつけるメディアとして機能するよう構成されています。社会の手前のぬくもりに待機する学校ではなく、社会が生成するひとつの工場であること。これが四谷アート・ステュディウムのコン
昨年度、濃密で白熱した議論が展開された「岡﨑乾二郎対談シリーズ」が、今年度も2月26日(土)より、いよいよ開講します! 現在の日本を代表する芸術家、建築家、批評家と、当校ディレクター岡﨑乾二郎によるスペシャル対談です。今年度も、千載一遇、一期一会のいま、この場所でだけ可能な、連続講座です。どうぞお見逃しなく! *本シリーズは、全4回の連続講座です。討議内容が交差しているため、基本的に通し受講が必要です。 *早々に定員に達することが予想されますので、お早めにお申し込みください。定員(50名)に達し次第、受付を閉め切らせて頂きます。 *受講にあたっては、会員資格が必要です。 -講座概要 岡﨑乾二郎対談シリーズ 全4回|2011年2月-4月開講 ■第1回…………2月26日(土)14:00-17:00 ゲスト: 翁長直樹[沖縄県立博物館・美術館副館長] 前嵩西一馬[文化人類学・沖縄研究
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