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ブックマーク / ryamada22.hatenablog.jp (4)

  • 2011-10-30

    こちらの続き こんな状況を考える 夕闇迫るある日、「泥棒!」という叫び声とともに走り去る後姿が そこは、ある小学校の前の道だった 小学校には下校しようとしていた複数の小学生がいた 目撃者情報を募ったところ 走り去ったのは男だった、という意見が6人、女だったという意見が4人、だったと言う さて、容疑者が男女取り混ぜて何人かが挙がったところで、この小学生の目撃情報はどのように使うのか 容疑者の性別に照らして、容疑者を真犯人とみなす尤度はどのように上げ下げすればよいのだろうか? 同じ状況で、男だったという意見が600人、女だったという意見が400人だったら、どうなるのだろう そもそも、6:4と600:400では、どちらが、性別を確定的にしてくれる情報なのだろうか? 600:400の場合、「男と言う答が得られる確率の最尤推定値は0.6で、その信頼区間は極めて狭い」ということになるのだが、それは、「

    2011-10-30
    gauqui
    gauqui 2011/11/14
  • 駆け足で読む『ウェットウェア〜単細胞は生きたコンピューターである〜』 - ryamadaの遺伝学・遺伝統計学メモ

    ウェットウェア: 単細胞は生きたコンピューターである 作者: デニス・ブレイ,熊谷 玲美,田沢 恭子,寺町 朋子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/08/25メディア: 単行購入: 3人 クリック: 69回この商品を含むブログ (6件) を見る 「細胞が自己についてどこまで知っているか」〜バーバラ・マクリントック(ノーベル賞受賞講演、1983) はじめに ウェットウェア ハードウェアとソフトウェアの中間 入力を処理して出力をする装置として生物・生命現象をとらえる 誰のためにを書くか 自分のために 溜めこんだ知識を整理してあげる 第1章 利口な細胞 細胞の記憶 生物の活動は「今」を感知して「次」を決めるとすれば、深度1のマルコフ連鎖 マルコフ連鎖の深度を深くすれば、それは「過去」の「記憶」を用いていることになる では、「過去」の情報をどうやって利用するのか。 それが「記憶」の

    駆け足で読む『ウェットウェア〜単細胞は生きたコンピューターである〜』 - ryamadaの遺伝学・遺伝統計学メモ
  • ぱらぱらめくる『自己・あいだ・時間』 - ryamadaの遺伝学・遺伝統計学メモ

    自己・あいだ・時間―現象学的精神病理学 (ちくま学芸文庫) 作者: 木村敏出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/05/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (20件) を見る こんな話もした 精神疾患の遺伝因子解析は歴史が長い その成果産出にはかなりの困難が伴ってきている その一つの理由は表現型の取り方の困難さによるのは間違いない このをぱらぱらめくることで、精神科領域を端緒として、解析用表現型の定義について応用の効くアイディアを拾ってみたい - 同一疾患の型分け 複数カテゴリからの単一選択ではなく、複数選択を基とする 病的表現型と、それに結びついているように見える病前性格とのN対M関係の偏り 表現型に自他関係が入り込むこと 自他関係という環境の微分が表現型を左右する? 自は1つ、他は複数。この自他関係空間は多次元、多次元格子?、格子は歪み

    ぱらぱらめくる『自己・あいだ・時間』 - ryamadaの遺伝学・遺伝統計学メモ
    gauqui
    gauqui 2011/09/20
  • 京大医学部と記述統計と『蠅の帝国』 - ryamadaの遺伝学・遺伝統計学メモ

    昨日は中学生に定量的に判断するゼミ(こちら)をした。 今日は、こんなを読んでいる。 蝿の帝国―軍医たちの黙示録 作者: 帚木蓬生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/07メディア: 単行購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (13件) を見る 軍医から見た戦時の事象の記録である。 このは、複数の章がそれぞれ、エピソードを扱っている。 表題作は第2章。これは、広島の原爆投下の後に京大医学部から広島に赴いた医師団の話。 この医師団は、原爆の翌月に当地を襲った台風による土砂災害で多数の犠牲者を出し、その行動と無念とを祈る行事が、数年ごとに、廿日市にて京大の医学部教員を含む京大関係者の参加のもとに行われているのだが…(2010年度に参加させていただきました(こちら))。 さて、このは表題作に限らず、「記述する」ことについてすごいと思う。観察記録として。 体に起きたこと

    京大医学部と記述統計と『蠅の帝国』 - ryamadaの遺伝学・遺伝統計学メモ
    gauqui
    gauqui 2011/09/19
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