沖縄県警名護署は18日、基地に近い民家に無断で上がり込んだとして、住居侵入の現行犯で米軍キャンプ・シュワブ(名護市など)の海兵隊伍長、ショーン・ジェイク容疑者(21)を逮捕した。 調べでは、ジェイク容疑者は18日午前4時25分ごろ、名護市辺野古の民家に無断で侵入した疑い。住人の女性(54)が気付き、通報した。 中3少女暴行事件を受け、米軍は隊員の綱紀粛正強化を表明したが、17日にも別の海兵隊員が飲酒運転で逮捕されている。 この事件について、町村信孝官房長官は18日午前の記者会見で、「まことに憤りの一言だ。たるんでいるとしか言いようがない。遺憾千万であると、非常に憤っている」と激しく非難した。そのうえで「米政府に対し、本当に強い反省を促さなければならない」と強調し、27日に来日するライス米国務長官にも再発防止策の徹底を求める考えを示した。 ただ、普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先となる名護