米軍が、普天間飛行場の貯水槽にある有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)を含む汚水を、国の暫定指針値内まで薄めて処理し、周辺の川に放出したいと日本側に伝えていることが7日、分かった。防衛省は放出を認めない方針。 政府関係者によると、汚水に含まれるPFOSの濃度は、環境省が定める暫定指針値1リットル当たり50ナノグラムを超えているが、具体的な濃度や量は不明という。 なぜこの汚水が生じたかは不明。防衛省の担当者は取材に「汚水は米側で適切に保管しており、処分方法を米側が検討している」とした上で、川に流すとの正式な申し入れは今のところないと説明。あれば放出しないよう米軍に求める考えだ。 これまでのところ県や宜野湾市に米側からの連絡はない。県は、沖縄防衛局に事実関係を確認している。 県幹部は「これだけPFOS汚染が問題になっている中で、事実だとしたらあり得ない」と米軍の対応に強い不快感を示した。 普天
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