ツイッターは2日、米野党・共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員(47、ジョージア州選出)の個人アカウントを永久凍結したと発表した。新型コロナウイルスに関する誤った情報の投稿を繰り返したことを理由にしている。 ツイッターは、多くの利用者に危害を与える恐れのある新型コロナウイルスに関する誤情報の投稿を特定し、そうした投稿を繰り返すアカウントに警告したり、一時凍結したりする仕組みを導入している。同社はこれまでに4回、グリーン下院議員の個人アカウントを一時凍結していた。 グリーン議員は、自分の個人アカウント凍結はツイッターが「アメリカの敵」だという証明だと反発した。多くの右派が使うソーシャルメディア「テレグラム」に長文のコメントを載せた議員は、「真実を広く拡散することをソーシャルメディアのプラットフォームは阻止できない」と主張。ツイッターが「共産主義革命」において不特定の「敵」を支援し
「母子手帳の住所は川崎市だから、そこで生まれたのかな」。高橋未来さん(25)にとって、「出自」は隠したい過去だった。 物心つくと、父が家族に暴力を振るっていた。自分の下にきょうだいが2人いて、家はひどく貧しかった。9歳の時、小学校で生活保護に必要な書類をもらって帰宅すると、父は怒り狂った。「火を付けたり。あまり覚えてない」。母は子ども3人を連れて逃げた。知人宅を転々とし、東京都内の警察署で保護された。2カ月後、母子は離れ、高橋さんは一時保護所に入った。 子どもたちは夜ごと、親を求め部屋の隅で膝を抱えて泣いていた。高橋さんは違った。「ここの方がまともな暮らしができる」。自分に言い聞かせ、感情を殺した。児童養護施設に移った後、母が面会に来ると熱が出た。「母は子どもを守る強い女性だと思う。でも、つらい過去を思い出させた。父母と決別し、私はもう生まれ変わりたかった」
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