Published 2023/10/10 13:12 (JST) Updated 2023/10/10 13:29 (JST) 【ヤンゴン共同】ミャンマー北部カチン州で、少数民族武装勢力の拠点近くの避難民キャンプに9日夜、国軍の空爆があり、子どもや女性を含む29人が死亡、50人以上が負傷した。地元メディアが10日伝えた。 現場のキャンプはカチン独立機構(KIO)の軍事部門、カチン独立軍(KIA)の拠点から約3キロ。被害状況はKIA報道官が明らかにした。 ミャンマーではことし4月、北部ザガイン地域の国軍の空爆で、民間人ら160人以上が死亡するなど、市民を巻き添えにする攻撃が相次いでいる。