(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区最南端のラファをイスラエル軍が空爆する中、イスラエル軍がラファ東部から退避させたパレスチナの民間人が、自宅や避難場所を次々に追われる恐怖と絶望を語った。 イスラム組織ハマスが6日に停戦の提案を受け入れたことで、ラファ侵攻は回避されるという希望が生まれた。しかしイスラエルがハマスに対する「軍事的圧力の行使」を続行すると表明したことで、希望は瞬く間に消え去った。 ガザ南部の病院関係者によると、イスラエル軍のラファ空爆で、7日朝までに子ども6人を含む23人が殺害された。 イスラエル軍は、ラファ検問所のガザ側を制圧したと発表した。同検問所は、絶望的な状況にあるガザ地区へ、エジプト経由で援助物資を届けるために使われていた。 ラファ東部から退避した住民は、過去24時間の間に遭遇した恐ろしい体験をCNNに語った。イスラエル軍は6日、同地にいた推定10万人のパレスチナ人