イスラエル・ネスジオナにある培養肉メーカー「スーパーミート」に隣接するレストランで、「培養チキン」のバーガーを提供するシェフ(2021年6月18日撮影)。(c) JACK GUEZ / AFP 【7月9日 AFP】見た目は鶏肉だし、味も鶏肉だ。でも、イスラエルの食事客が楽しんでいるのは、ラボで育てた「肉」だ。これこそ増え続ける世界の人々の胃袋を満たす環境に優しい食材だと科学者らは主張する。 イスラエル中部ネスジオナ(Ness Ziona)市の科学技術団地にある小さなレストランでは、「培養チキン」を使ったハンバーガーやライスロールを客が頬張っている。隣接する製造所「スーパーミート(SuperMeat)」直送の肉だ。 「うまい。味わいは最高です」と褒めるギリー・カンフィ(Gilly Kanfi)さん。大都市テルアビブから来た「肉好き」で、数か月前に予約を入れていた。「知らなければ、普通のチキン
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