パレスチナ自治区ガザ地区中部デイルアルバラフで、炊き出しの料理を受け取る子どもたち(2024年10月17日撮影)。(c)Eyad BABA / AFP 【10月19日 AFP】国連(UN)は18日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で子ども100万人が「この世の地獄」を生きており、この1年余りで毎日約40人の子どもが殺害されていると明らかにした。 国連児童基金(UNICEF、ユニセフ)のジェームズ・エルダー(James Elder)報道官は、ガザにおけるイスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の戦闘が1年以上続く中、「子どもたちは日々、筆舌に尽くし難い被害を受け続けている」と述べた。 エルダー氏はスイス・ジュネーブでの記者会見で「ガザは、100万人の子どもたちにとってこの世の地獄そのものだ」「その上、状況は日々悪化している」と語った。 ガザ紛争のきっかけとなった昨年10月