イスラエル銀行(中央銀行)はイスラム組織ハマスとの戦闘が与える同国経済への影響について、これまでで最も詳細な評価を示した。 イスラエル中銀の経済調査部門が27日に公表した最新の見通しによると、今回の衝突による「影響の総計」は2023年から25年までで1980億イスラエル・シェケル(約7兆9100億円)に膨らむ見込み。このうち国防費が1070億シェケルと半分超を占める。 テルアビブ拠点の投資銀行、リーダー・キャピタル・マーケッツはこれより先に、戦闘に伴う23-24年の財政負担が1800億シェケルになると試算していた。財務省によると、毎日2億7000万ドル(約400億円)近い経済的コストが生じているという。
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