中国は国内の砂漠地帯で大規模な風力・ソーラー発電プロジェクトを始めた。習近平国家主席が12日明らかにした。 国連が雲南省昆明で開催している生物の多様性に関する会議に習主席はビデオを通じ参加し、100ギガワット(GW)の発電能力を構築する取り組みで第1段階の建設が順調にスタートしたと説明。ブルームバーグNEFによると、これはインド全土に設置された風力・ソーラー発電容量より多い。 習主席また「昆明バイオダイバーシティー基金」の設置を表明。当初は15億元(約263億円)を投資するという。中国をホスト国とする国連の大規模イベント開催は、1995年の世界女性会議以来となる。 原題: Xi Says China Has Started a 100 GW Desert Renewable Project(抜粋)