紅海に面するサウジアラビアのジッダで、浜辺に椅子を置くメイド(中央、2011年7月6日撮影、本文とは関係ありません)。(c)FAYEZ NURELDINE / AFP 【4月24日 AFP】サウジアラビアで、雇用主の家族に「呪い」をかけたとして死刑判決を受け、10年以上にわたって収監されていたインドネシア人の家事労働者2人が減刑・釈放され、24日に帰国した。インドネシア外務省が発表した。 インドネシアの首都ジャカルタに同日到着したスマルティニ(Sumartini)さんとワルナ(Warnah)さんは、2009年にサウジアラビアの裁判所で死刑判決を受けていたが、数年にわたる両国政府の交渉の結果、今年に入り減刑された。 スマルティニさんは、雇用主の一家の17歳の息子を呪術で「消した」罪に問われていた。だが息子は後に生きて発見された。 一方ワルナさんは、雇用主の第1夫人に呪いをかけ謎の病にかからせ