政府は6日の閣議で、先月28日の臨時国会の召集日に衆議院が解散されたことについて「いかなる場合に衆議院を解散するかは内閣がその政治的責任で決すべきものだ」として、憲法違反には当たらないなどとする答弁書を決定しました。 主意書は、憲法53条の規定に基づき民進党などが臨時国会の召集を強く求めていたにもかかわらず安倍内閣が先月28日まで臨時国会を召集せず、審議も行わないまま衆議院を解散したのは憲法に違反する行為ではないかと質問しています。 これに対し答弁書は「憲法53条による臨時国会の召集の決定と、憲法7条による衆議院の解散は別個の事柄だ。内閣が衆議院の解散を決定することについて、憲法上制約する規定は無く、いかなる場合に衆議院を解散するかは内閣がその政治的責任で決すべきものだ」として、憲法違反には当たらないとしています。
日本政府は、核兵器禁止条約採択に貢献した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞受賞の報を複雑な思いで受け止めている。核廃絶へ向けた意義を認める一方、核・ミサイルの脅威を高める北朝鮮に触れ「遠く離れた国と、現実の脅威と向き合っている我々とでは立場が違う」ととまどいを見せる外務省幹部も。首相官邸と同省は受賞決定を受けてのコメントを出さなかった。 核禁条約をめぐって、日本政府は「核兵器廃絶という目的は同じだが、アプローチが異なる」と不参加の立場をとってきた。同条約には核保有国が参加しておらず、非核保有国との間で溝を生じさせる原因になっているとの理由からだ。 安倍晋三首相は8月9日、原爆が投下された長崎市内で被爆者団体と面会後、記者団に核禁条約に参加しないことを問われ、「核兵器国と非核兵器国の隔たりを深め、核兵器のない世界の実現をかえって遠ざける結果となってはならない」と強調した。
場所は東京・丸の内の「GOOD DESIGN Marunouchi」。周囲を巨大なビルに囲まれたアートスペースには場違いなミシンが数台、カタコトと音を立てている。 「アーティストと共にみんなで作り上げる音楽祭」を謳い、2015年に始まった『アンサンブルズ東京』。その開催を10月15日に控え、会場に敷かれる大風呂敷を作成するワークショップがここでは行われている。2011年の『プロジェクトFUKUSHIMA!』から始まった大風呂敷アートは今や各地へと広がり、このイベントを象徴するものともなっている。そこには「音楽とアートはどのように社会との接点を持つことができるのか?」という芸術監督を務める大友良英の思いも込められている。 今年は10月15日に東京タワーの麓にUAと稲葉俊郎、坂本美雨とCANTUS、大友良英スペシャルビッグバンド、芳垣安洋とOrquesta Nudge!Nudge!らが集う『ア
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