公文書管理の強化に取り組んできた福田元総理大臣は東京都内で記者会見し、財務省の決裁文書の改ざん問題を受けて、「公文書を作る人の良心も問わなければいけない」と指摘し、公務員の意識改革を求めました。 そのうえで、福田氏は「改ざんなど、ありえるのかなと思っていたが、公文書を作る人の良心も問わなければいけないのは、ちょっと寂しい話だ。作る人が良心的でなければ、正確なものはできない。公務員には、日本の歴史を作っていくんだという意識をぜひ持ってもらいたい」と述べ、公務員の意識改革を求めました。 また福田氏は政治家の責任について、「今まで起こったことを全部総合して、どれだけ責任を感じなければいけないかは、現役の政治家に考えてもらうしかない」と述べました。
今回は、戦前・戦後の日本映画における女性の飲酒・喫煙の描写を通じて、女性の生き方の変化について見ていこうと思う。 今でこそ女性の飲酒は当たり前だが、昔はあまり一般的ではなく、1954年に国税庁が実施した「酒類に関する世論調査」によると、女性の飲酒者は13%に過ぎなかったという(※1)。一方、たばこについては、女性の喫煙率はピークが1966年18.0%から漸減していて、2017年には9.0%となっている。なお、男性の喫煙率は50年間のうちに8割程度から3割程度まで落ちている(※2)。 しかし、夢を売るビジネスである映画においては個性的な人物像や時代の先端を追うことが常に求められ、その結果、現実以上に飲酒や喫煙をする女性が目立つ傾向にある。 モダン・ガールのウイスキーとたばこ 石倉一雄氏が本サイトの連載「洋酒文化の歴史的考察」のシリーズ「モダン・ガールは何を飲んでいたのか」で書かれたような「イ
短期集中連載:ハリルホジッチの遺産 第3回 4月9日、日本代表監督を解任されたヴァイッド・ハリルホジッチは日本サッカーに何を残したのか? W杯開幕前にあらためて考えてみたい。第3回はこの解任劇が日本サッカーの未来を考えれば正しい選択とは言いがたい、と主張する結城康平氏が登場。テーマは、代表監督の「解任基準」とは何なのかだ。 理解されなかった、ハリルホジッチの戦術的長所 相手チームを地道に分析して、罠に追い込む。ハリルホジッチの戦術的意図は複雑ゆえにわかりにくく、万人受けするスタイルではなかった。しかし、90分という試合全体をコントロールする組み立てにおいて、彼の能力が傑出していたのは事実だ。アジアを出れば大半のチームが格上という状況を考慮すれば、日本代表のサポーターも期待のレベルを明確化しなければならない。 彼の戦術的長所は、アルジェリア代表時代から変わらない「多様な戦術的パターンの使い分
ブルーオーシャングローバルネットワークメンバー。 慶応義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA(経営学修士)取得。外資系コンサルティングファーム、投資銀行、米系資産運用会社、香港でのプライベートエクイティファンド投資、日本でのバイアウトファンド勤務を経て、シンガポールにてINSEAD 起業家支援企業に参画。 INSEAD時代にチャン・キム教授に師事し、ブルーオーシャングローバルネットワークの一員として、新刊『ブルー・オーシャン・シフト』では、特別付録の日本ケースの執筆を担当している。著書に『一流の育て方』(ダイヤモンド社)『最強の働き方』(東洋経済新報社)、『最強の健康法』(SBクリエイティブ)などがある。』 ブルー・オーシャン・シフト――日本企業事例集 日本企業の中にも、レッド・オーシャンを抜け出し、ブルー・オーシャンへと移行(シフト)した企業は存在します。 ムーギー・キム氏が、
キース・ヘリングの壁画はどこへ? 35年の歴史に幕東京・神宮前にあるワタリウム美術館。この向かいにあったキース・ヘリングの巨大壁画と、それが描かれた建物が姿を消した。その行方とは? 東京を代表する私設美術館として、国内外の現代美術家たちを紹介し続けているワタリウム美術館。この建物の向かいで道ゆく人々を楽しませてきたキース・ヘリング(1958〜90)の壁画が消えたことにお気づきだろうか? この壁画は1983年2月、キース・ヘリングがワタリウム美術館の前身「ギャルリーワタリ」での日本初個展にあわせて来日した際、わずか1日で描いたもの。下書きもなく一気呵成に描いていく様子は、当時多くの注目を集めた。 制作中のキース・ヘリング 画像提供=ワタリウム美術館手前から制作中のキースへリング、和多利浩一、和多利恵津子 キース・ヘリングが壁画を描いたのは、現・ワタリウム美術館の和多利浩一と恵津子が営んでいた
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