花粉が混ぜ込まれたシャボン玉。都英次郎准教授提供(2020年6月17日入手)。(c)AFP PHOTO /Eijiro Miyako/HANDOUT 【6月18日 AFP】石川県にある北陸先端科学技術大学院大学(Japan Advanced Institute of Science and Technology)の研究チームが、シャボン玉を使って人工授粉させ結実することに成功した。研究結果は17日、学術誌「アイサイエンス(iScience)」に掲載された。ハチの個体数減少が懸念される中、今後数十年で食料供給の維持に欠かせない技術になるという。 同大の都英次郎(Eijiro Miyako)准教授が、シャボン玉を人工授粉に使ってみるという一風変わった方法を思い付いたのは、近所の公園で息子と遊んでいた時だった。シャボン玉の一つが3歳の息子の顔ではじけた時に着想を得たという。 都准教授と共著者シー
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