※写真はイメージです(GettyImages) ポケット翻訳機やスマホの翻訳アプリなどが続々登場し、身近な場面でも使う機会が増えている自動翻訳技術。一昔前と比べると飛躍的に翻訳精度は向上しているが、誤訳や不自然な訳になってしまうこともまだあるのが現状だ。自動翻訳になるべく正しく訳してもらうためには、翻訳しやすい日本語を使うこともカギになる。現在発売中の『AERA English 2020 Autumn&Winter』では、理解しやすい日本語「プレイン・ジャパニーズ」の普及活動に取り組む浅井満知子さんに、話を聞いた。 * * * ■日本語特有の言い回しは誤訳につながりやすい 日本語特有の、主語の省略、二重否定、受け身表現、修飾語の多用といった文を自動翻訳にかけると、大抵は誤訳や不自然な訳文になります。こうした言い回しをなるべく避け、簡潔な「プレイン・ジャパニーズ」にすることで、自動翻訳の