2009年10月21日22:10 カテゴリ同人評論 「同人誌オンリー」の成功要件を考察する 地方都市にて開催の同人誌即売会は、近年「同人誌」の頒布率が減少傾向だ。 グッズ・ラミカ・便箋が増え、コスプレイヤー率が高まり、昔ほど本を見なくなったとの声を聞く。 地方の同人誌即売会の主力は若い中高生。本を作る元手となる経済力も弱いし、同人初心者も多いから手軽に作品を出せる便箋・ラミカに走る…同人誌が減る理屈も、分からないでもない。 だが、「本を欲しい」買い手からすると、このような即売会は、魅力に映らない。都市部のオンリーや大規模オールジャンル、或いはショップに走り、地元の即売会は見切ってしまう。 そして地元即売会に出るサークルも、本を求める買い手が居なくなり、またコスプレイヤーの増加もあり、サークルとして参加し辛くなる。東京に出るにも、交通費の問題もあるし、簡単には行かない…。 そんな地元の現状を