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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (157)

  • 橋下徹・大阪市長よりすごいぞ、熊谷俊人市長 果敢なコストカットに挑戦、千葉市を国際都市に | JBpress (ジェイビープレス)

    中の人々が彼に期待を寄せるのは恐らく、大阪市の改革を超えて国政改革に乗り出してくれるだろうという思いがあるからに違いない。 ただし、国の形を一気に変えるのは大変なことである。様々な問題が発生し、そのつど抵抗勢力が勢いを増して改革を逆行させかねない。 橋下さんのリーダーシップには大いに期待したい。一方で、当に日を変えるにはもっと着実な方法もある。地方からの改革だ。 全国の市町村が自立して改革に邁進すれば国に対して大変な圧力となる。 これは迂遠なようで最も早道ではないだろうか。その意味で、今回は大阪市よりも先行して大胆な改革に着手している市を紹介したい。千葉市である。 メディアへの露出度では大阪市はもちろん名古屋市などに比べて目立たない存在だが、若い市長が陣頭指揮を執って、かつての放漫経営で傷んだ市の財政を着実に改善させている。地方自治改革のモデルケースと言っても過言ではない。 改革は

    橋下徹・大阪市長よりすごいぞ、熊谷俊人市長 果敢なコストカットに挑戦、千葉市を国際都市に | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2012/07/15
    選挙が弱いと古い各種団体の支援の反対給付として財政悪化。「名古屋の場合は、市長の政治的信条のために職員が犠牲」これは良いつっこみ。
  • 東京大学には入ったけれど・・・ああ無常 人生の失敗を始める頭の“良すぎる”学生たち | JBpress (ジェイビープレス)

    世の中で「高学歴」とされる学生たちを見ていて思うことがあります。「正解のない問題」にぶち当たったとき、必ずしも答えを出すのが得意でない、という人を見かけるのです。 ある東大生のケース 東大教養学部で全学必修の授業を受け持っていた頃の話です。僕は頻繁に学生アンケートの類を取るのですが、その中で 「伊東教官は大変に怠惰な授業をする」という意見がありました。 僕が講義の準備などに一定以上時間や手間をかけるのは周知のことで、その授業もティーチングアシスタントたちと進めていたのですが、あまりに重症な病の回答でスタッフ一同「へぇ」と感心するやらあきれるやら。どんな回答かというと 「そもそも、授業というのは、教師が黒板に一つひとつ、問題と模範解答を板書するのが正しいのである・・・」 あたりに始まって、この子が経験してきた、主としてペーパーテストで○がつく受験勉強の1つのタイプを絶対化する趣旨のものでした

    東京大学には入ったけれど・・・ああ無常 人生の失敗を始める頭の“良すぎる”学生たち | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2012/06/29
    受験勉強に過剰適応した人の入学後のギャップ。予備校でも板書が上手い先生(教職系出)が喜ばれるらしい。「テレフォンエンジニア」は高度に発達した機械への対応としては正しい。マニュアルが馬鹿だと困るけど。
  • 「電力がぶ飲み大国」韓国の現実 電気料金は日本の半分以下、原価割れで電力公社は巨額赤字 | JBpress (ジェイビープレス)

    金社長は、持ち前の行動力で週末にも現場をきめ細かく回って従業員との対話を重ね、「公企業の体質改善を進めた」との評価が高い。わずか1期3年で退任するのは、韓国電力の業績があまりに悪いからだ。 金社長が就任した2008年(決算は12月期)に、韓国電力は3兆6592億ウォン(1円=13ウォン)もの巨額の営業赤字を記録した。2009年にはこれが5687億ウォンにまで縮小したが、2010年は1兆7875億ウォンへ再び急増した。 韓国電力は政府が51%の株式を保有するが、一方で上場企業でもある。 金社長が就任した2008年8月末には3万2350ウォンだった株価は、「韓国企業全体の株価が上昇した中での超安定銘柄」にもかかわらず、最近は2万5000ウォン強に下落している。 これに対して、2007年末に38兆ウォンだった負債額は、2010年末に58兆ウォンへ急増している。つまり、韓国電力は、金社長就任以来3

    「電力がぶ飲み大国」韓国の現実 電気料金は日本の半分以下、原価割れで電力公社は巨額赤字 | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2012/06/03
    安いのは産業のためという先進国として「当然」の行為。不足分を家庭から徴収するか電力会社がかぶるかで韓国は電力会社が赤字。
  • インド経済:魔力を失いつつある国

    (英エコノミスト誌 2012年3月24日号) インドが膨大な経済的潜在力を発揮するのを政治が邪魔している。 インドは大きな数字の国だ。10億人を超える人口、100万件の暴動、1000の言語を抱える場所である。だが、1947年の独立以来、2種類のインド経済しかなかったと言っても過言ではないだろう。 1つ目の経済は、怠惰な成長、気がおかしくなるようなお役所仕事、息が詰まるような官僚主義を生み出した。2つ目の経済は、1990年代の自由化の後に徐々に回転速度を上げ、その結果、インドは2000年代半ばまでに楽観論が一気に広がる国になった。つまり、外に向けて開かれ、後退しているとはいえまだ厄介な公的部門を克服した起業家に満ちた国だ。 インドは、有利な人口動態や意欲的な企業、漸進的な改革、貯蓄意欲と投資意欲のおかげで、急成長のロングスパートを享受する運命にあるように見えた。 ところが最近、絶対に死のうと

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    geopolitics 2012/03/29
    1000の言語。インドはカーストも抱えるので法の支配は難しい。
  • 原発停止の影響に苦しむドイツ

    (2012年3月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ドイツの原子力発電の段階的廃止の第一線にいる人々は、電気が消えないようにするために日々苦労していると話す。 国内にある原子力発電所の半分が閉鎖されてから1年半。政府は今後10年間で進める再生可能資源による電力への転換は、予定通りに進んでいると主張する。だが、多くの専門家は、実際やってみると移行は難しいと言う。 冬は何とか乗り切ったが・・・ 「冬は何とか乗り切った」。ドイツに4つある地域高圧送電網の1つを運営するオランダ企業テネットで、北部コントロールセンターの責任者を務めるフォルカー・ヴァインライヒ氏はこう話す。 「だが我々は幸運だったし、今はもう、できることの限界に近づいている」 ハノーバー郊外にある何の変哲もない低層ビルに拠点を構えるヴァインライヒ氏と同僚たちは2011年に、北海とアルプス山脈を結ぶテネットのケーブルの電圧を維持

  • 「ルーピー」鳩山に怒り心頭だったオバマ大統領 アジア政策を支えた側近の回顧で明らかに | JBpress (ジェイビープレス)

    いやはや米国のオバマ政権が日の民主党、鳩山由紀夫政権に対し、これほど激しい不信や憤慨を抱いていたとは思わなかった。 特に当時の鳩山首相の「東アジア共同体」構想にオバマ政権はびっくり仰天し、反米の極致として怒り心頭に発していた、というのである。 まさに日米同盟の深刻な危機だった。米国側のこんな真相がオバマ政権の対日政策の中核にいた元高官によって明らかにされた。 オバマ政権が鳩山政権に抱いた4つの心配 この暴露はオバマ政権の国家安全保障会議の東アジア担当上級部長を務めたジェフリー・ベーダー氏が今月出版した『オバマと中国の台頭』(ブルッキングス研究所刊)という新著に記されていた。 ベーダー氏はオバマ政権誕生冒頭の2009年1月から2011年4月まで大統領のそばにいて、日をはじめとするアジアへの政策について助言する同上級部長のポストに就いていた。日についての回顧は同書の第5章「日自民党

    「ルーピー」鳩山に怒り心頭だったオバマ大統領 アジア政策を支えた側近の回顧で明らかに | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2012/03/21
    当時中国の拡大をどう防ぐかという東南アジア諸国が頭を痛め、中国よりの豪州も方向転換中だった。驚異からやや遠い日本人の世事に疎い国際感覚が願望として鳩山に憑依した。自立するなら防衛費倍プッシュ。
  • 被災地で自衛隊がアメリカ海兵隊に後れを取った理由 美談だけで済ませてはいけない「震災と自衛隊」 | JBpress (ジェイビープレス)

    自衛隊との連携は概ね大成功であり、今後発動されるであろうアジア太平洋地域における人道支援・災害救助(HA/DR活動)における日米共同作戦が順調に実施できることを確信している(注:HA=Humanitarian Assistance、DR=Disaster Relief)。 自衛隊は大活躍したと思う。とりわけ、震災津波被災地への10万名の緊急動員に対処した折木統幕長のリーダーシップは極めて優れていた。 また原発事故対処でも、聞くところによると初期対応に逡巡していた政府を説得して果敢にヘリコプターを出動させた決断は見事で、彼こそナショナルヒーローとして高く評価されたのだろう?」 東日大震災救援のために自衛隊と実施した共同作戦であるトモダチ作戦に指揮下の第31海兵遠征隊をはじめとする諸部隊を投入したアメリカ海兵隊太平洋海兵隊司令官ティーセン(Thiessen)中将は、このようにトモダチ作戦を

    被災地で自衛隊がアメリカ海兵隊に後れを取った理由 美談だけで済ませてはいけない「震災と自衛隊」 | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2012/03/15
    揚陸艇などの米軍装備(海兵隊)は完全に「侵略」用。だから日本(専守防衛)は保持していないのは当然だと思うよ。仙台空港へ行った米軍は「敵地」に「侵攻」して空港を「押さえ」自軍が使えるように復旧させた。
  • データが示す「鎖国へ向かう国・ニッポン」 どうすればグローバル人材の育成ができるのか(1) | JBpress (ジェイビープレス)

    ここ数年、グローバル人材のニーズが非常に高まっている中で、若者の内向き志向が問題視されていますが、実際に海外留学する日人の数は、2004年度の年間8万2945人をピークに毎年減少傾向にあります。 ハーバード大学に日人がたったの1人という不都合な真実 以下の図が示すように、政府の積極的な政策により右肩上がりで上昇している外国人留学生の受け入れに比べるとその差は明らかです。 さらに、諸外国における海外派遣留学生の総数や人口当たりの海外派遣留学生数を比較してみると、下の図にある通り、日は派遣留学に関しては完全に出遅れていると言わざるを得ません。 2009年秋にハーバード大学に入学した日人学生はたったの1人。また、同年の留学生666人の中で日人は5人でした。韓国42人、中国36人、シンガポール22人、インド20人に比べると雲泥の差です。

    データが示す「鎖国へ向かう国・ニッポン」 どうすればグローバル人材の育成ができるのか(1) | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2012/02/02
    就職が難しいからじゃないかな。また留学したらわざわざ日系企業にいく理由もなさそうだし。留学は社費留学(ご褒美留学)も含んでいるのかな?
  • 瀕死のコダックと飛躍する富士フイルム

    コダックの文化はプラスにならなかった。同社は、その強み――研究への多額の投資、生産に対する厳格なアプローチ、地域社会との良好な関係――にもかかわらず、現状に満足する独占企業になっていた。 自己満足の文化 富士フイルムは、コダックが迷っている間に1984年のロサンゼルスオリンピックのスポンサーの座を獲得し、この弱みを露呈させた。オリンピックでの宣伝に助けられて、富士フイルムのはるかに安いフィルムはコダックの自国市場にい込んだ。 コダックの変化が遅かったもう1つの理由は、同社の幹部が「まずモノを作り、売り出し、それに修正を加えるというハイテクの世界の考え方ではなく、完璧な製品を作るというメンタリティーに捕らわれていたことだ」と、コダックに助言してきたハーバード大学経営大学院のロザベス・モス・カンター教授は言う。 単独企業の城下町で操業していることもプラスにならなかった。ロチェスターにいるコダ

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    geopolitics 2012/01/18
    「まずモノを作り、売り出し、それに修正を加えるというハイテクの世界の考え方ではなく、完璧な製品を作るというメンタリティーに捕らわれていたことだ」
  • ボツになった「テレビ産業壊滅の真相」記事 凋落の兆しは2004年からあった | JBpress (ジェイビープレス)

    11月に、ある大手M新聞社が出版している経済週刊誌から、「日テレビ産業壊滅」についての記事執筆を依頼された。筆者は、まず2004年および2007年にすでに壊滅の兆候があったことを指摘した。そして、その兆候から窺える根源的な問題が今日に至って何も解決されていないから、壊滅したのだと結論した。 しかし、編集委員からは「話が古すぎる」と苦言を呈され、すったもんだのやり取りがあった。筆者としては、テレビ産業界に巣う根源的な病理をえぐったわけで、それにいちゃもんをつけられるとは思わなかった。 話が新しいか古いかなんて、全く質的な問題ではない。というより、2004年にすでに壊滅の兆候があったことは、今、考えると大きな発見であり、それこそ記事に取り上げるべき大問題であるように思う。 しかし、編集委員は頑なに書き直しを要求した。結局、筆者は、全てを書き直す時間も気力も体力も喪失したため、こちらから

    ボツになった「テレビ産業壊滅の真相」記事 凋落の兆しは2004年からあった | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2011/12/08
    情報軽視。旧日本軍からの伝統。銀行も市場調査人数が資金量に比べて圧倒的に少ないと90年代に言われていたらしい。外務省職員人数も比率で約半分。地位も低いと思う。
  • オリンパス、解任のウッドフォード氏が真相を語る 実態が分からないケイマン諸島の企業に消えた6億ドル

    (2011年10月15/16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 10月14日に日のカメラ・医療画像診断機器メーカー、オリンパスのCEO(最高経営責任者)を解任された英国人のマイケル・ウッドフォード氏は、概して臆病な日の企業文化を知らないわけではなかった。 何しろ、51歳のウッドフォード氏は30年間オリンパスに勤め、欧州にある同社傘下の手術器具会社のジュニアセールスマンからトップに上り詰めた人物だ。 企業文化の刷新を目指した英国人トップ だが、今年4月にオリンパス初の外国人社長に就任してから、同氏はずっと問題にぶつかるリスクを犯していた。 ウッドフォード氏は5月に行った紙(英フィナンシャル・タイムズ)とのインタビューで、自身を「(議論のためにあえて反対意見を述べる)悪魔の代弁者」と評し、従業員が上司の意見に疑いを差し挟んだり、数十年続く商慣行に異論を唱えたりすることを恐れる組織を刷新

  • コーポレートランドの衝撃もはや国家は企業を支配できない | JBpress (ジェイビープレス)

    また新しい言葉が米国で生まれている。世界中の国をビジネスの舞台にする大企業が、あたかも他国を自分たちの領土(ランド)であるかのように振る舞う意識と業態を指す。 2010年ピューリッツアー賞(時事漫画部門)を受賞したマーク・フィオーレ氏が制作した「CorporateLand」という風刺ビデオのタイトルがこの新語の出所である。 「基的企業権」の確立を狙う大企業 同氏は、大企業が「基的人権」ならぬ「基的企業権」と呼べる独善的な権利を主張し、「世界は役員が望むことがすべて適う場所」という幻想を持ちつつあると警鐘を鳴らす。その流れに一撃を与えるためにビデオを制作し、ピューリッツアー賞受賞につながった。 世界中でビジネスを展開し、利益を上げることを使命としている企業人にとっては聞き捨てならないかもしれない。けれども、今米国ではコーポレートランドという言葉が風刺ビデオから1人歩きし、21世紀型の大

    コーポレートランドの衝撃もはや国家は企業を支配できない | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2011/10/01
    企業対国家というのが21世紀。公共部門は国内でお金を落とす企業しか納入しないという制約を課すがたぶん高い商品を買うことになる。再生紙もそれに近い。そしてそれは税金。
  • 韓国、ブラックアウト寸前だった 格安電気料金と中途半端な民営化策が招いた大停電:JBPress

    韓国で2011年9月15日に全国規模で起きた停電は、実はブラックアウト寸前の深刻な事態だったことが明らかになった。厳しい残暑と格安電気料金による電力需要急増が原因だが、抜き打ち的な措置に踏み切り混乱に拍車をかけたのは、中途半端な「電力自由化・民営化」によってできた「電力取引所」という機関だった。 韓国で起きた大規模停電については、すでに日でも大きく報道された通りだ。9月15日午後3時から約5時間にわたって全国各地で予告なしに停電が起き、200万世帯以上が停電した。 韓国を大混乱に陥れた予告なしの大規模停電

    韓国、ブラックアウト寸前だった 格安電気料金と中途半端な民営化策が招いた大停電:JBPress
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    geopolitics 2011/09/21
    統制価格で赤字というのは日本も笑えない。
  • 実はお笑い草だった「特許料収入500億円」 日本半導体のお寒い特許戦略(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    前回(「大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる」)、特許の権利行使だけで利益を上げている企業について紹介した。その際、筆者は「日立をはじめとする日半導体メーカーの特許戦略がいかに低レベルだったかを痛切に感じた」と記した。 その一方で、「筆者が在籍した日立中央研究所の特許部は、一時期、ロイヤルティ収入が500億円を超え、テレビや新聞などマスコミに取り上げられ一世を風靡した」とも書いた。 この2つの記述は矛盾しているのではないか、とお気づきになった方はおられただろうか(ツイッターなどの書き込みを見る限り、気づいた方はいなかったようだが)。 今回は、この2つの記述は矛盾していないことをお話ししたい。つまり、「ロイヤルティ収入が500億円」あろうとも、それは全くの「お笑い草」(失態?)だったのである。

    実はお笑い草だった「特許料収入500億円」 日本半導体のお寒い特許戦略(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2011/08/26
    特許バブルは経済に貢献しないと思う。グーグルがモトローラを買ったのは特許ゴロからアンドロイド(ケータイ)を守るためと言われている。特許はほとんどクロスライセンス用に使っていると思うが。
  • 大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる 履歴書23通目で入社、そこで見た仰天の企業活動とは | JBpress (ジェイビープレス)

    恥ずかしながら、私には2回、失業した経験がある。2回ともハローワークに通い、失業保険のお世話になった。 稿は、最初の失業時の体験に基づく特許の話である。私は2002年10月に日立製作所を早期退職した(その顛末は連載の最初に詳述した)。その後、半導体エネルギー研究所という会社に転職した。 失業中に、私は22の会社に履歴書を送ったが、すべて空振り。半導体エネルギー研究所は、23通目の履歴書を送った会社であり、初めて面接に到達し、そして採用された会社だ。 半導体エネルギー研究所は、半導体や液晶などの研究開発を行い、その結果を基に特許を取得し、基的にその特許の権利行使だけで利益を上げ続けている極めて珍しい形態の会社である。 仕事は刺激的で面白かったのだが、社長の山﨑舜平氏とウマが合わず、「明日から来ないでくれ」と言われ、転職してからたった半年で退職することになってしまった。その結果、2003

    大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる 履歴書23通目で入社、そこで見た仰天の企業活動とは | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2011/07/27
    何で飯を食っているかという明確な意志と戦略がある。入試の戦略とほとんど同じ。銀行でも外資は調査部が大きく、かつ行員数も運用資産に比べて多い。邦銀は金があるだけという比較だった。
  • 圧迫される世界の中流階級 先進国に広がる「所得伸び悩み」の恐怖 JBpress(日本ビジネスプレス)

    世界経済危機が始まってから3年近く経ったが、大半の先進国ではこのところ、新種の妖怪が出没するようになっている。市民の過半数は今後何年も所得の伸び悩みに直面するという、恐ろしい見通しが広まりつつあるのだ。 第2次世界大戦後の先進国には、生活水準は世代を経るごとに向上し、親よりも物質的に豊かになれるという考え方があった。しかし今、所得の増加を期待することは過去にほとんど例がないほど難しくなっている。 一部の中所得者層にしてみれば、所得の伸び悩みや減少は今に始まった話ではない。例えば、英国のフォークリフトドライバーは2010年には1万9068ポンドの所得を期待できたが、インフレを考慮すればこれは1978年の値を約5%下回ることになる。 日でもドイツでも実質世帯所得が減少 また、米国男性の実質所得のメジアン(中央値)は1975年以降増えていないし、日では2000年代半ばまでの10年間で実質世帯

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    geopolitics 2011/06/29
    学校が荒れるわけだ。勉強しても就職先は悪い所しかない。例外なく先進国は順番にこの椅子に座っていく。出来る人の子どもは私立学校へ行く。
  • 知らないのは日本人だけ?(Part2)「原発は安い」という作られた神話 | JBpress (ジェイビープレス)

    (Part1)の記事「知らないのは日人だけ? 世界の原発保有国の語られざる音」はこちらです。 人類はエネルギー源として、石油、石炭、天然ガス、原子力などを用いている。ただ、石炭を使うようになったのは、ここ200年のことだ。石油は100年、天然ガスは60年、原子力は40年ほどの歴史しかない。それまでは、燃料として木材を使ってきた。 技術の進歩によって、次々に新たなエネルギーが出現したが、それが広く使われるかどうかは、コストが関わっている。産業界は安いエネルギーを求める。 日は戦後の一時期まで石炭を使用していたが、昭和30年代に石油に転換した。中東から大量の石油が供給されるようになり、石炭より石油の方かコスト面で有利になったからだ。 日は戦後の焼け野原から新たに産業を立ち上げた。そのために、自由にエネルギーを選択することができた。そして、いち早く石油に切り替えたことが高度成長をもたらし

    知らないのは日本人だけ?(Part2)「原発は安い」という作られた神話 | JBpress (ジェイビープレス)
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    geopolitics 2011/06/14
    原発と安全保障の関係を指摘した記事。このあたりの議論はあまり指摘されてこなかった。見えない原発費用の可視化で本当の値段(発電費用)がわかる。