10月2日に行われるIOC総会で、2016年の五輪開催都市がついに決定する。これまで、東京に招致するべく奔走してきた石原慎太郎都知事にとっても、運命の日となるだろう。”勤続疲労”が見え、諸問題が噴出してきた石原都政にとっては朗報となるのか? 泣きっ面に蜂となるのか? 昨今の都政の裏側も含めて、全国紙都庁クラブキャップ(A)、全国紙都庁クラブ記者(B)、民放都庁クラブ記者(C)に語ってもらった。 A 3期11年目に突入した石原都政も、いよいよ末期症状がみられるようになってきた。石原慎太郎氏が長年、都知事のイスにしがみついている理由は、2016年の五輪誘致を花道にしたいからだけど、そこから検証していこうか。 B 国際オリンピック委員会(IOC)は9月2日、名乗りを上げた候補4都市の開催能力を「評価報告書」にまとめ、南米初の開催を訴えるブラジルのリオデジャネイロに高い期待感を寄せたね。東京は