学ぶ場所のありよう、あり得方、在るべき仕方、の話。 日本独特のカテゴリ「文系」に所属する学部の多くが、「理系」に比して緩やかな学問的訓練しか受けていない、という指摘とそれに続く議論・口論・揉め事があった。 本リストはそれを受けてなされた幾つかの議論や対話の記録だ。煽りを含む文章のやり取りに私が関心を持てないので、そこは本リストには含めていない。興味の有る方は本リスト冒頭部のリンクから辿られたい。
日本の(とくに文系の)大学生があまり勉強しないというのは、いまに始まったことではない。恥ずかしながら、私自身も、大学生の頃は決して勉強していたとはいえない。しかし、先輩も、そのまた先輩も、それ以前の先輩も、たいして勉強しないでもやって来られたからといって、いまの学生が同じように勉強しないでやっていけるのだろうか。この問いに対する答えは、たぶん否(NO)である。 現在、雇用をめぐって、少なくとも次の4つの構造的で不可逆な環境変化が起こっている(起こってしまった)。 (1)日本経済の期待成長率の低下 企業規模が年々大きくなっていくと期待できるわけではないので、長期雇用を保障したり、年功賃金制を維持することが必ずしも経済合理的ではなくなってきている。 (2)グローバル化 グローバル化には、格差を拡大する側面と格差を縮小する側面とがあり、全体的には中立的であるとされる。ただし、日本の場合には、中国
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