青森県八戸市に来ている。 なんで八戸まで来たかというと、なぜか縁があって、「はっち」という、地方自治体が作ったとは思えないようなすばらしいポータルミュージアムの活動に去年から関係しているからである。特に関係しているのは「八戸レビュウ」。88人の八戸市民と3人のカメラマン(梅 佳代、浅田政志、津藤秀雄)のコラボレーションに協力した。 そしてこの「八戸レビュウ」の本とアプリが出る。本は森本千絵さんがディレクションする。そしてアプリはボクがディレクションする。制作は現地の会社(トライポッド)。その打ち合わせに来ている。 八戸に来るのはこれで3回目かな。 宮城や岩手や福島に比べて目立たないが、八戸も被災地である。八戸港に濁流が押し寄せる映像をテレビで観た方も多いと思う。昼に着いたのでまずは「はっち」の方々とランチを食べ、その後、海沿いの被災状況を見学させていただいた。何もかも失われてしまった町々に