Microsoftは7月13日に米国で開幕した「Worldwide Partner Conference(WPC)」にて,約6000人のパートナー企業の出席者に対し,「プライベートクラウド」の位置づけとパートナー企業向けの計画を紹介している。 Microsoftの代表者は以前,クラウドOS「Microsoft Azure」を顧客のオンプレミスサーバ上で動かすことはできないと述べていた。Azureを動かすことはできないが,「Windows Server」「System Center」「Hyper-V」やその他のMicrosoft技術の最新機能の多くを利用すれば,ユーザーは自社で「プライベートクラウド」を構築できる,というのがMicrosoftの説明だ。 MicrosoftはWPCの会期中,「Dynamic Data Center Toolkit for Enterprise」を披露する計画だ