英国のITニュースメディア「The Register」は2025年3月2日(現地時間、以下同)、プログラミング言語C++の生みの親であるビャーネ・ストロヴストルップ氏が、C++コミュニティーに対し、同言語を存続させるための協力を呼びかけたと報じた。 近年、C++はメモリ安全性の問題を理由にサイバーセキュリティ機関や技術専門家から厳しい批判を受けており、その存続が脅かされている。 このままでは「C++」存続の危機? 生みの親が提唱する進化アプローチ CやC++は手動によるメモリ管理が基本とされており、そのためバッファーオーバーフローなどの安全性に関するバグが発生しやすいという問題がある。こうした脆弱(ぜいじゃく)性は重大なセキュリティリスクと見なされており、近年では政府や企業がCやC++の使用を控え、RustやGo、C#、Javaなどのメモリ安全性の高い言語への移行を促進している。 この状況
