ロシアには野生のオオカミが生息している。そしてまた、野生の狼をペットとして都会で飼育している人も存在する。 あるオオカミのメスは人間に飼われていたのだが、飼いきれないという理由で施設に引き取られた。そのメスが子供を産んだのだが、ストレスからか育児放棄してしまった。 施設で生まれ人間に育てられたオオカミの赤ちゃんが野生で生き残ることは不可能だ。そこである女性はオオカミの赤ちゃんを引き取ることを決意した。 オオカミは犬と似ているが野生みが強い。きちんとしつけて飼育していくことは容易ではなかったようだが、今そのオオカミは見事に人間との環境の中で社会性を身に着け、完全に家族の一員となったそうだ。