10月1日から始まった新型コロナワクチンの定期接種。今回から、接種するワクチンには新しい種類のワクチンが含まれる。その特性について専門医に聞いた。 【画像】レプリコンワクチンの国内供給量は全体の13%になる見込み 「少ない量で長期間免疫保たれる」新型コロナワクチンは2024年3月末まで、生後6カ月以上の全世代が自己負担なしで接種可能だったが、4月からはインフルエンザと同様、65歳以上、また基礎疾患がある60~64歳を対象に費用の一部を自己負担する定期接種となった。それ以外の人は任意接種で、希望する人が全額自己負担で接種することになる。 10月1日から始まった定期接種に使われるワクチンの種類は、これまでのファイザーやモデルナ製のmRNAワクチンなどの他に、新たに1種類が加わる。それが「レプリコンワクチン」だ。 福井大学病院の酒巻一平教授は「これまでのワクチンの中心はmRNAというワクチンだっ