名古屋市交通局は25日、市営バスの乗務中に運転を放棄し、乗客を残しバスから立ち去ったなどとして、中川営業所の男性運転手(39)を懲戒免職処分にした。 市交通局によると、運転手は6月28日午後1時10分ごろ、始発停留所の「地下鉄高畑」(同市中川区)で、男性から道を尋ねられて対応したために出発が予定より約1分遅れ、乗客の男性から「時間を過ぎている。早く行け」と大声で注意を受けた。 さらに降車ボタンが押されたが乗客が降りなかったことに、運転手は立腹。次の停留所を出発した後、約130メートル蛇行運転した上で急停止、乗客8人を残し立ち去った。