全国のラジオ番組をインターネットで配信している「radiko(ラジコ)」は、若者らのラジオ離れに歯止めをかけるため、新サービスの検討を始めたことを明らかにした。 聴き逃した放送済みの番組を後で聴けたり、リスナー個人の好みに合った番組を薦めたりする機能が柱だ。運営開始から5年を迎えた同社の岩井淳社長(53)に戦略を聞いた。 ラジコは現在、全国の民放AM、FMの計約100局のうち73局が参加。リスナーは居住区域の放送局しか聴けないが、月額350円(税抜き)を払えば、73局のうち69局が受信できる。ラジコの1か月当たりの利用者は1200万~1300万人に上る。 ラジオ全体の聴取率が低迷する中、岩井社長は「スマートフォンを携帯する若い人は常に受信機を持ち歩いているのと同じ。ラジコを聴けるアプリを入れ、まずはラジオ番組に触れてもらいたい」とPRする。 一方、未参加のラジオ局に対しては「ラジコがラジオ
【ワシントン=中島達雄】米航空宇宙局(NASA)は16日、国際宇宙ステーション(ISS)との往復に使う民間有人宇宙船を、米航空宇宙大手ボーイングの「CST100」と、起業家イーロン・マスク氏が率いる新興宇宙企業スペースXの「ドラゴン」に決めたと発表した。 2017年の有人初飛行を目指すという。 米宇宙企業シエラネバダの「ドリームチェイサー」は落選した。NASAは今後、ボーイングに42億ドル(約4500億円)、スペースXに26億ドル(約2800億円)を援助する。11年のスペースシャトル引退後、飛行士がISSと往復する手段はロシアの宇宙船ソユーズだけになっていた。米国からロシアへの支払いは、飛行士1人あたり約7000万ドル(約75億円)に上る。 落選したドリームチェイサーについて、シエラネバダは日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))と7月から技術協力の検討を進めている。JAXAは「
今年度から、すべての新入生が授業用のタブレット型端末を購入した佐賀県の県立高校で、参考書などの電子教材をダウンロードできないトラブルが相次いでいることがわかった。 県教委によると、トラブルは全36校のうち34校で発生。電子教材の情報量が多いためとみられ、端末を使った授業の開始は当初予定より1か月遅れ、早くても5月中旬頃になる見通しという。 県教委によると、問題の電子教材は、主要5教科(国語、数学、英語、理科、社会)のほか、美術や家庭科の参考書や問題集など計52種類で、教科書会社11社が作成。生徒が授業中に教科書会社のサーバーからダウンロードしようとしたが、授業時間(50分)内に終了しない事態が続いている。県教委が調べたところ、名画などが多い美術、実験の動画が含まれる理科など、情報量が多い教材ほどトラブルも多いことが判明。生徒40人がダウンロードを完了するまでに8時間以上かかるケースもあると
【ボストン(米マサチューセッツ州)=中島達雄】米航空宇宙局(NASA)は19日、国際宇宙ステーション(ISS)と米テキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターとを結ぶ通信に障害が発生し、交信が1時間以上途絶したと発表した。 約3時間後に完全復旧した。コンピューターの故障が原因とみられる。米国2人、ロシア3人、カナダ1人の計6人の飛行士は全員、元気だという。 NASAによると、通信が途絶えたのは米東部時間19日午前9時45分ごろ。ISSのコンピューターのプログラムを更新中だった。 午前11時ごろ、ISSがロシア上空を飛行中、同センターからロシアの地上施設を通じて交信に成功。飛行士たちに別のコンピューターを使って復旧を試みるよう伝え、午後0時34分、通信が復旧した。
女性が一人で子育てをする物語、子供が自立する物語をなぜ、アニメーションで描くのか。 女性が愛する相手が、人間とおおかみの血を継いだ“おおかみおとこ”で、その子たちが“おおかみこども”だからだ。 大学生の花(声・宮崎あおい)は、青年(声・大沢たかお)に恋をする。青年からおおかみおとこであることを告白されても、花は彼の愛を受け入れる。人間とおおかみおとこの愛はファンタジーだが、日常描写を重ねることで、リアルな恋愛物語に昇華させた。 二人の間に子供が生まれる。姉は雪、弟は雨と名付けられるが、青年が死んだ後の子育ては、毎日が戦争のよう。しかも、子供たちがおおかみこどもであることを知られないようにしなければならない。当然、そんな生活にも無理が生じてくる。3人は人の目の届かない山里に越していく。 雪と雨は、喜びや怒りを隠せない時には、人間からおおかみに知らぬうちに変身してしまう。その変化の様子はめまぐ
金属加工の日本タングステン(福岡市)は10日、2013年春の新卒採用の応募者が134人と、前年の1・5倍に増えたことを明らかにした。 フジテレビ系の娯楽番組「ほこ×たて」で、自社製の超硬合金が、どんな金属でも穴を開けるというドリルと対戦し、負け知らずの好成績を残したことが話題となって志望学生が急増したという。 日本タングステンの採用予定数は5人。インターネットなどを通じた説明会への登録者は約1000人に上り、入社を正式に志願した学生が134人、競争率は約27倍に達した。現在、最終選考の段階で、近く内定者を絞り込む。 「ほこ×たて」は、昨年1月からレギュラー番組化。「どんな臭いもかぎ分ける警察犬」と「絶対に臭いを落とす食洗機」など、矛盾する相手同士が対決して勝敗を決める企画で人気が高い。日本タングステンはこれまでに切削工具メーカーなどの高性能ドリルと計5回対戦、4勝1分けと圧勝している。 日
クリネックス「“Feel Good”キャンペーン」のストーリー(VRI コラム) 企業が生活者とコミュニケーションしていくには、何よりもストーリーが必要です。 この場合のストーリーとは、相手の感情を動かすエピソードや仕組みを指します。クリネックスによるイスラエルでの「“Feel Good”キャンペーン」は、生活者の心を動かすストーリーがありました。 このキャンペーンは、Facebook 上で風邪をひいたと語っている人たちを勝手に見つけ、特製の「風邪お見舞いグッズ(もちろん特製のクリネックスティッシュ入り)」の詰め合わせをリアルで送ってプレゼントするというもの。実際に送った相手は50人、50セット。50人という規模は、一般的に大企業がおこなうキャンペーンにしたら、圧倒的に少なく感じます。 しかし、このキャンペーンは最終的には65万以上のインプレッションと1,800のインタラクションを得る
年末にかけて駅ホームからの転落事故が増えることから、国土交通省は5日、首都圏の鉄道事業者を集めて対策会議を開いた。 転落者の5割以上が酔客で、最近では、スマートフォン(高機能携帯電話)利用者の転落などが目立ち始めているといい、同省などは注意を呼びかけている。 同省によると、昨年度、全国の駅ホームから転落した2870人のうち、酔客は57・1%の1640人。ホームでの人身事故(列車との接触など)も、224件のうち6割超の138件が酔客だった。事故は、忘年会がある12月が最も多く、統計上、2日に1人が転落。金曜日の午後9時以降に急増する傾向という。 今年度も、過去最悪だった昨年度とほぼ同じペースで事故が起きており、各事業者は週末の夜に、ホームにガードマンを配置したり、混雑緩和のために列車を増発したりするという。
大学生が聴きたいラジオ番組を、自分たちで制作する特別授業「RADIO FUTURE」が、明治大学で、TOKYO FMと電通の協力のもとに行われている。(笹島拓哉) 学生らが制作した番組は11日深夜2時から、同局で放送される。番組には、今の大学生がラジオに何を求めているかが込められている。 この特別授業には商学部の学生21人が参加している。9月28日から12月14日まで計12回の予定。ラジオの現状についての基本講義、DJを体験する実践的な講習などを受けた上で、番組の企画、制作に挑む。 授業を行っている福田康典准教授は「ラジオを含めてメディア全体が過渡期にある。学生が社会人と一緒になって仕事に取り組むことで、業界の現状や課題などについて感じてもらいたい」と狙いを語る。 学生は5班に分かれて、それぞれ20分間の番組を制作する。街頭インタビューやアンケートなどの調査を盛り込むことを条件としている以
国民の生の声、首相が「ツイッター」開始へ (12月25日 00:23) 参院選挙区に自民、20人公認 (12月24日 22:45) 「戦争理解に困難ある」日中歴史研究委が総論公表 (12月24日 22:15) 国会召集1月18日以降、民主国対委員長見通し (12月24日 20:42) 政治家として使命果たす…首相発言<5> (12月24日 20:07) 贈与、申告して速やかに納税…首相発言<4> (12月24日 20:06) すべて安心して任せた…首相発言<3> (12月24日 20:05) すべての国民に深くお詫び…首相発言<2> (12月24日 20:04) 捜査に全面的に協力…首相発言<1> (12月24日 20:03) 社民、普天間移設でプロジェクトチーム (12月24日 19:24) 基地移設
トヨタ自動車は、今春入社した大卒事務系・技術系の新入社員約900人を来年1月から約3か月間、工場に配置し、車の組み立て作業などにあたらせる。 大卒の新入社員は研修などで工場勤務を経験するが、本格的に組み立てラインに配置されるのは異例だ。 トヨタの生産現場では、「プリウス」を始めとするハイブリッド車(HV)の好調な販売などで人手が不足しているものの、コスト削減のため新たな雇用は難しい。需要の先行きも不透明なため、当面は、新入社員の活用という「苦肉の措置」で乗り切る考えだ。 新入社員は工場や販売店での研修を終え、10月に本社や研究所などの各部署に配属されたばかり。再配置先は、プリウスを生産する堤工場(愛知県豊田市)など主力車種生産工場が中心になる見込みだ。 トヨタの国内生産台数は、最も厳しい減産を迫られた今年2月には月14万台に落ち込んだ。しかし、政府の環境対応車への買い替え優遇税制(エコカー
横浜市や横浜商工会議所などで作る「横浜開港記念みなと祭国際花火大会」実行委員会は30日、1956年から始まった同花火大会を今年夏は中止すると発表した。 実行委は「50万人の観客が詰めかけるため、主催者として安全を確保できない」としている。来年以降も中止の見通しという。 この花火大会は近年、7月第3月曜の「海の日」前日に行われ、山下公園周辺の横浜港で、計6000発の花火を打ち上げる同港2大花火大会の一つ。しかし、「みなとみらい線」開業などで毎年、50万人前後の人出が続くようになり、山下公園など手狭な会場内の安全性が以前から指摘されていた。今年は横浜開港150周年記念イベントが重なり、さらに多くの人出になることが予想されていた。 実行委は中止に伴い、150回目となる6月2日の横浜開港記念日に、赤レンガ倉庫周辺で行われる「横浜国際マリンエンターテイメントショー」などでの花火打ち上げを検討している
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