仕事が詰まっているので現実逃避しよう。 先月から、誌上で《從新人獎看漫畫(新人賞から漫画を読もう)》という期間限定特別企画が始まった*1。ここ三十年の台湾漫画史というと、かなり寸断な過去があるので*2、雑誌や作家中心で整理しても、どうもしっくり来ない。(2005年現在)過去に叱咤した40代の漫画家はほとんど中国へ逃げた*3。30代の中堅漫画家がいない。20代の漫画家はうちの雑誌に集中。このバランスの悪さはもうオカシイの領域。ある日、雑談の中で「もしかして新人賞の方がよっぽと時代の流れが掴める」だと閃き、ちょうど新人賞に詳しい人も快く手を上げてくれたので、この企画が生まれた。 新人漫画家は次々と生まれて来なかったが、漫画新人賞は一時期を除いて、各出版社が毎年続けてやっていた。 表からわかるように、台湾の新人賞って本当に少ない。しかもよく見ると、日本の新人賞のように、基本は雑誌に付属し、その雑
(前略) 巻頭コラム 潮流05 首相は政権選択を自ら訴えよ 飯尾 潤(政策研究大学院大学教授) 人民元切り上げの先に見える中国の「成熟」 戸矢理衣奈(イリス経済研究所代表取締役) 「嫌韓流」の自己満足 東 浩紀(国際大学GLOCOM教授) (後略) 2ちゃんねる 東アジアニュース+ 【マンガ嫌韓流】<「嫌韓流」の自己満足>…朝日新聞社「論座」10月号 [09/05] 1 名前:犇@犇φ ★ New! 投稿日:2005/09/06(火) 22:25:24 ID:??? BE:?- ■「嫌韓流」の自己満足 (東 浩紀/国際大学GLOCOM教授) …『マンガ嫌韓流』を一読して印象に残ったのは、表面の熱気とは裏腹の、冷笑的な 空気である。…公平を期すために言えば、そこには説得力のある議論もある。しかし、それらの議論は、日韓関係の改善に繋がる積極的な提案に結びつくわけではない。結局残るのは、「歴史問
ゲームセンターあらしがコロコロで連載終了してからも、世にファミコンが出現してからはそれに勢いを増して様々なゲーム関連のマンガが世に出たものです。ファミコンロッキー、ファミ拳リュウ、ファミ魂ウルフ… 今となってはその流れを汲むマンガはアーケードゲーマーふぶきぐらいなものでしょうが(自分の中では勝負師伝説哲也やヒカルの碁なんかも類似系列の延長上にあるマンガとして読んでいるが)子供たちのポケモン等のやりこみ具合などをみていると「ゲームにかける熱い情熱」は今も昔も変わらないものだと信じています。 さて、当のファミコン風雲児ですが当時の自分は経済的事情からコロコロ、ボンボンの2択に迫られた結果の末コロコロ側を購入していたため、それに関する記憶は友人宅で読んでた「アトランチスの謎のキーワード『ももこ』」とか「キングスナイトで洗脳」とかいった断片的なものぐらいでした。 ところが今年古本屋で単行本1~2巻
ウルトラジャンプ1998年No.17(表紙は左)から始まった、藤原カムイのインタラクティブコミック「福神町綺譚」。連載開始前から「福神町通信」という予告編みたいなページが掲載されていたが、第1回めが掲載された今もどんなことをやろうとしているか掴めてない人が多いと思う。 実は俺(福神町でのハンドルは我執院譲治)はこのプロジェクトにかなり前から関わっていてほかの人よりもいくぶん事情に詳しい。そこで、福神町がどのような経緯でウルトラジャンプに登場するに至ったかについてなど少し説明してみようと思う。 福神町の誕生 福神町のそもそものスタートは、スコラから刊行されていたコミックバーガー(現在のコミックバーズ)に遡る。この雑誌では藤原カムイの「雷火」(原作:寺島優)が連載されており、連載の最後に1ページ「雷火通信」というオマケページが掲載されていた。 このページで藤原カムイが、「読者参加型のコミックを
宮崎駿のマジック もうどこかの誰かが似たようなことを 言っているかもしれませんが・・・、 宮崎駿カントクの「視線を使ったシーンの連結」という技法について。 ■「トミノ」vs「ミヤザキ」■ この前、BSでやっていたガンダム特集で、 自虐の天才、富野監督が吼えてらっしゃいました。 いつもの通りに。 曰く、ガンダムはオタクに支援されているだけ、それじゃ全然駄目。 曰く、オタクでない「社会」から評価されないと駄目。だから僕は力不足。 曰く、スターウォーズみたいに社会一般の人が見に行くようにならないとだめ。 えーと、スターウォーズも、スターウォーズオタク(微妙〜に、「SFオタク」ではない)に支援されているされているだけじゃなかろうか ・・・とか常識的な反論を思わないでもないですが、この「圧倒的なコンプレックス」こそが、冨野カントクの絶大なエネルギーの源ですからね。常識で云々してもしょ
現在発売中の『ユリイカ』8月号に寄稿した「みーんな投稿欄から大きくなった♪――サブカルチャー雑誌・投稿欄盛衰記」では、投稿雑誌『ポンプ』に高校時代の岡崎京子が熱心に投稿していたことに触れ、さらに《そのイラストには当時よりファンがおり、ほかの読者による「岡崎京子論」と題する投稿まで掲載されるほどだった》ということも紹介した。本文中ではとりあげなかったが、せっかくなので、くだんの『ポンプ』読者による「岡崎京子論」をここに転載しておきたい。おそらくこれは、岡崎京子を論じたものとしては、もっとも古いものではないだろうか。 岡崎京子論 ――あるいは、触覚のある少女について――京子の描く少女は「昆虫」である。昆虫にまつわる特質的イメージは、「本能」である。本能とは何か。それは「掛け替えの無さ」あるいは「ただそれだけのモノ(、、)」である。 京子の描く少女は、よく笑う。しかし少女は決して笑っていない。口
以前「たけくまメモ」でもレポートしたOTAKU展ですが、ベネチア・ビエンナーレに続き東京での展示も好評のうちに終了したことは皆さんもご存じでしょう。ところが、ここに来て思わぬ難題が持ち上がっているようです。 企画者である森川嘉一郎氏は桑沢デザイン研究所の客員教授で、俺も同校で非常勤やってるんでよく顔を合わせるんですよ。それでこないだ会ったら、なんか浮かない顔してるんで事情を聞きましたところ、 「OTAKU展の展示物を引き取ってくれる施設が見つからない」 とのこと。要するにあれですよ、あそこで展示された食玩とかフィギュアとか、同人誌とかポスターとか、その他もろもろの膨大なオタクアイテムの行き場に困っているそうなんです。 まあねえ、まんだらけとか、アキバのなんとかショップに持ち込むとか、いっそヤフオクに出品すれば買い手はいるとは思いますけど、森川氏の希望はこれを文化遺産として丸ごと永久保存する
少女漫画では比較的主人公が修行しない。 少女漫画では比較的敵の強さがインフレを起こさない。 少女漫画では比較的主人公が必殺技を使わない。 少女漫画では比較的筋肉の描写が少ない。 少女漫画では比較的主人公が手から色々出さない。 少女漫画では比較的目がキラキラしている。 少女漫画では比較的舞台が異次元にスッ飛ぶことが少ない。 少女漫画では比較的主人公が女の子である場合が多い。 少女漫画では比較的戦いを通して仲間が増える場合が少ない。 少女漫画では比較的主人公が奥手であり、男の子の扱いが下手である。 少女漫画では比較的「う・・・うぬう・・・」という台詞が少ない。 少女漫画では比較的バスケ、バレー、新体操などのスポーツがテーマになる場合が多い。 少女漫画では比較的タイトルに「魁!」などのゴツイ漢字が入らない。 少女漫画では比較的台詞の中で本気と書いてマジとよませたりしない。 少女漫画では比較的台詞
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く