『96時間』をBDで鑑賞。かなり話題になったが観ていなかった。 ストーリーはシンプル。旅行中の娘を人身売買組織に誘拐された元CIAの秘密工作員が、娘を取り返すため一人パリに乗り込んで大暴れするというお話。 誘拐されてからタイムリミットが発生するという設定も含め、元プロフェッショナルがわずかなヒントを頼りに猪突猛進というのはシュワルツェネッガー主演の『コマンドー』のプロットとまったく同じなのだが、今回はそれを見事に換骨奪胎し、極上のエンターテインメントに仕上げた。今まではカンフーアクションやパルクールなどを使い、ハリウッドとはひと味違う娯楽作を提供して来たベッソンだったが、ピエール・モレルという才能に出会ったことで、ついにハリウッドの土壌で真っ正面から勝負出来るような作品になったと言っていいだろう。しかもそれがアメリカでスマッシュヒットになり、続編の製作も決定したというのは大成功なんじゃない
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