私は在宅緩和ケア医。外科医をやめて12年間、がん患者専門家の外来緩和ケア、訪問診療をしている。午前2〜3人の外来診療。午後2〜3人の訪問診療を一人でやっている。自称「日本一患者数の少ない診療所」だ。どう考えても儲からない。看取りは年間100人弱。97%が自宅だ。「看取り屋」、、ではなく、最後まで目一杯生き抜く手伝いをする「生き抜き屋」だ。 part10は5/14頃の自粛一時解除の流れの前に投稿したものをまとめたもの。 「なんで日本は死者が少ないのか」「予断を許さない」「第2波、3波に注意」と世間では言っている。私の主張は「新型コロナウイルスはただの風邪に毛が生えた程度」のもの。世界では、死にそうな人が、延命されている人が亡くなっているだけ。日本は超延命中の人がいる高齢者施設が感染蔓延予防に頑張って踏ん張っているから死者が少ないのだ。死のキャリーオーバー中なのだ。もう何年もキャリーオーバー中