腹筋を鍛える運動としてよく知られる「上体起こし」。一般的に「腹筋運動」と呼ばれるこの動作を何度も繰り返すことが、腰痛の原因になるとして、やめさせる動きが、バスケットボール界などで広がってきている。 …
腹筋を鍛える運動としてよく知られる「上体起こし」。一般的に「腹筋運動」と呼ばれるこの動作を何度も繰り返すことが、腰痛の原因になるとして、やめさせる動きが、バスケットボール界などで広がってきている。 …
国内外の関心がいま一つとされる平昌冬季五輪。観光客を当て込み、高額な料金を設定してきた宿泊業者が悲鳴を上げ始めた。2月9日の開幕まで2カ月を切っても、予約客が客室数の3割にも満たない。業者らは値下げを宣言し、行政もぼったくり業者の取り締まりに乗り出した。 大会組織委員会によると、入場券販売は5日現在で54・1%にとどまる。不人気の直撃を受けたのが地元宿泊業者。江原道(カンウォンド)によれば、客室の予約率は1日現在、スケート競技が行われる江陵(カンヌン)市で26%、スキー競技の平昌(ピョンチャン)郡で23%。江原道全体では14%にとどまっている。 宿泊業者は一様に五輪景気に期待し、強気の値段設定で対応してきた。江原道によれば、平昌郡では閑散期で1泊5万ウォン(約5千円)、繁忙期でも同10万ウォン(約1万円)のホテルが、五輪期間中の価格を24万ウォン(約2万4千円)に設定したケースもあった。
東京都江東区の富岡八幡宮周辺で、宮司の富岡長子(ながこ)さん(58)らが襲われて3人が死亡した事件で、警視庁は8日、3人のうち身元がわかっていなかった女は、富岡さんの弟の富岡茂永(しげなが)容疑者(56)の妻、真里子容疑者(49)と判明したと発表した。 捜査1課によると、茂永容疑者と真里子容疑者は7日午後8時25分ごろ、富岡八幡宮敷地内にある富岡さんの自宅近くに待機し、富岡さんが車から降りた後、富岡さんと運転手の男性(33)を日本刀でそれぞれ襲った疑いがある。富岡さんは後頭部付近などを刺されて死亡し、男性は右腕などを切られ重傷だが、命に別条はないという。 茂永容疑者はその後、真里子容疑者の腹などを刺し、自らも胸などを刺して死亡した。警視庁は茂永容疑者が自殺したとみている。今後、両容疑者について殺人容疑で書類送検する方針だ。 捜査関係者によると、茂永容疑者は2001年に宮司を解任され、富岡さ
国際自然保護連合(IUCN、本部・スイス)は5日、絶滅の恐れがある動植物を記載した「レッドリスト」の最新版を発表した。除草剤の使用などで野生のイネやムギが脅かされ、イルカの仲間は漁業の混獲などで激減。IUCNは持続可能な農業や漁業への転換を呼びかける。 今回は世界の9万1523種を評価し、2万5821種を絶滅危惧種とした。 作物の野生種では、イネ25種中3種、ムギ26種中2種、ヤムイモ44種中17種が、それぞれ絶滅危惧種になった。森林伐採や過剰な放牧、除草剤の使用などが脅威になっているという。野生種の遺伝子は、病気や害虫に強い作物への品種改良に役立つため、食料安全保障の面からも保全が必要と指摘している。 水生哺乳類では、イルカの仲…
負動産時代 人口は増え、不動産は価値を持ち続けるという「土地神話」を前提とした日本の土地制度が曲がり角を迎えている。地方や都市郊外を中心に、資産価値を失って処分に困る「負動産」が広がる中、国も対策に乗り出しているものの、課題は山積みだ。土地制度をめぐり対応を迫られている課題や見直しの動きを考える。 いらなくなった土地を国に引き取ってもらおうと、国を相手に裁判を起こした男性がいる。 民法には「所有者のない不動産は、国庫に帰属する」(第239条)との規定がある。だが、どんな場合に国庫に帰属するかという基準はずっとあいまいだった。「土地は捨てられるか否か」が直接争われた珍しい裁判となった。 訴えを起こしたのは鳥取県米子市の司法書士・鹿島康裕さん(41)。2014年、島根県安来市の山林約2万3千平方メートルを父親から生前贈与された。その3週間後、鹿島さんは山林の所有権を「放棄する」とし、所有者のい
長妻昭・立憲民主党代表代行(発言録) 国会議員の数を減らすのは「身を切る改革だからやるべきだ」という議論もある。ただ、議員が一番嫌がるのは議員定数削減ではない。自信家だから、削減されても自分は(選挙で)受かると思っている。一番嫌がるのは、企業・団体献金をパーティー券も含めて全面禁止することだ。 日本は公共事業が先進国1位。建設会社はパーティー券も(買って)、献金もいっぱいくれますよ。ところが、子育て予算は最低レベル。子育て中のお母さんが気前良く、100万円のパーティー券を買ってくれるわけがない。資金力や献金力のあるところに予算が手厚くついて保護される。 国民運動のようなものを起こして、企業・団体献金を禁止することが一番政治家が嫌がる。1円もかからず、予算の配分を適正にする道だ。(2日、東京都中野区の自身の集会で)
ロシアとトランプ米大統領との関係を巡る「ロシア疑惑」を捜査するマラー特別検察官は1日、マイケル・フリン前大統領補佐官を連邦捜査局(FBI)への偽証の罪で訴追したと発表した。フリン氏は同日、ワシントンの連邦地裁に出廷。罪を認め、司法取引でマラー氏に捜査協力をしているとみられる。 訴追資料によると、フリン氏は昨年12月22日と29日に駐米ロシア大使と交わした会話について、FBI捜査官にうその説明をしたという。司法取引に応じたフリン氏が特別検察官に情報を提供しているとみられ、ロシア疑惑の捜査の進展に役立つ可能性もある。 フリン氏は政権発足前の昨年12月29日、駐米ロシア大使と複数回電話。オバマ前大統領が科した対ロシア制裁などについて協議したとされる。フリン氏は、ロシア政府系メディアやロシア系企業から講演料名目で多額の報酬を受け取っていたことも分かっている。 ロシア疑惑を巡っては、マラー氏は10月
森永乳業は1日、「ビエネッタ バニラ」などファミリー向けアイスクリーム4商品を来年3月の出荷分から10%値上げすると発表した。生乳や包装資材、物流費などが上がっているため。「ビエネッタ バニラ」は、1983年の発売以来初の値上げとなる。 他に値上げされるのは、「ビエネッタ ティラミス」「ピノ チョコアソート(24粒入り)」「PARM アーモンド&チョコレート(6本入り)」。いずれも希望小売価格が500円(税抜き)から550円(同)に上がる。 森永乳業は、原材料の高騰などで2015年3月にも複数のアイス商品を最大30%値上げしたが、今回の4商品は価格を据え置いていた。「ピノ チョコアソート」はこの時に内容量を減らしたが、値上げは92年の発売以来初めてとなる。
日本相撲協会の危機管理委員会の高野利雄委員長(元名古屋高検検事長)が30日、元横綱日馬富士による平幕貴ノ岩への暴行問題に関する調査の中間報告をした。貴ノ岩からは事情聴取をできていないが、その他の同席者からは聴いたという。 危機管理委の聞き取りによると、問題が起きたのは10月25日、鳥取城北高関係者が卒業生を激励するために開いた食事会の2次会でのこと。白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱のほか、同校卒業生の照ノ富士、貴ノ岩、石浦の3力士と同校関係者、計約10人が個室にいた。 その場で、白鵬が貴ノ岩と照ノ富士の2人に対し、高校から受けた恩を忘れないように諭していた際、貴ノ岩がスマートフォンをいじった。貴ノ岩をかわいがり指導をしていた日馬富士が注意をしたところ、貴ノ岩は「彼女からのメールです」と苦笑いを浮かべた。日馬富士はその態度に腹を立て、貴ノ岩に謝罪させようと平手で顔面を殴った。貴ノ岩がにらみ返し、
大相撲の横綱日馬富士が29日に引退を表明したニュースは、零下20度の極寒に包まれる故郷モンゴルでも大きく報じられた。「英雄」の突然の引退に、多くの大相撲ファンらはやりきれない思いを抱えている。 「とても感謝している。僕が日馬富士を守る!」 ウランバートル市内の団地に住むイルムーン君(8)は、引退表明前の28日、記者にこう話した。その願いもむなしく、引退が現実になった。 4歳のころ、心臓に重大な疾患があると診断された。モンゴルで心臓病の子供に医療支援する日本のNPO「ハートセービングプロジェクト」の助力でモンゴルを訪れた日本人医師の診察を受け、昨年12月には日本人医師による手術を受けた。NPOに日馬富士が深く関わっていることを知ったのは、その時だ。NPOによると、日馬富士は日本人医師がモンゴルを巡回する費用を負担したり、自ら描いた絵の売却益を寄付したりしてきた。イルムーン君の父親のロトゥバヤ
バラエティー番組がひな壇芸人のなれ合いと揶揄(やゆ)され、国民的アイドルグループの元メンバーが出演したネット番組が社会的反響を呼ぶ。そんな今となっては信じがたいぐらい、かつてテレビはお茶の間の娯楽の王様だった。当時のちびっ子たちの記憶を呼び覚ます舞台美術を切り口に、最高視聴率50%超を記録したお化け番組「8時だヨ!全員集合」をフィーチャーした企画展が、東京都杉並区の区立郷土博物館分館で開かれている。 「8時だヨ!全員集合」は、ザ・ドリフターズが主役を務めたバラエティー番組。1969年10月4日から16年間、TBS系で土曜日午後8時から放送され、最高視聴率は50.5%を記録した。緻密(ちみつ)に計算された台本によるコントやアイドル歌手ら多彩なゲストのパフォーマンスのほか、志村けんさんの「東村山音頭」など、番組発のヒットソングも話題となった。 荒井注さんの貴重なリハ写真 企画展会場の扉を開ける
金属の光沢や水がしたたり落ちる様子を鉛筆を使い細密に再現した、岡山市に住む男性の作品がインターネットで話題になっている。姉のネット上でのつぶやきがきっかけで先月、ブレークした。 小さな水滴が付いたボルトとナット。金属の細かなへこみや反射が白と黒の陰影で表現され、まるで写真を見ているようだが、大森浩平さん(23)=岡山市北区=が数カ月以上をかけて鉛筆で描き上げた絵だ。 先月24日、姉で歌人の静佳さん(28)が制作途中の写真をツイッターに投稿した所、15万回以上リツイート(転送)され、テレビ番組やネットのニュース記事などに取り上げられた。 大森さん自身が作品や制作過程などを投稿している画像投稿SNS「インスタグラム」のフォロワー(閲覧者)も投稿前の1万数千人程度から5万人を超えるまでに増えた。 作品は一日に3時間かけて描き進める。下書きをせず、原画を見ながら一部分ずつ忠実に再現していく。「全体
交際していた少女にキスをしたなどとして、埼玉県教委から懲戒免職処分を受けた同県東部の公立中学校の教諭だった20代男性が、県に処分取り消しを求めた訴訟の判決が24日、さいたま地裁であった。針塚遵裁判長は「将来を見据えて真剣に交際していた」などと認め、処分は裁量権の乱用だとして取り消した。 判決によると、元教諭は教諭になる前の2015年3月にアルバイト先の学習塾で知り合った、当時中学生だった少女と交際を始め、教員になった同年4月以降、高校生になった少女と複数回キスや抱擁をするなどした。保護者が交際に気付き、県教委は同12月、元教諭を懲戒免職にした。 判決は「生徒を教え導く立場なのに、生徒に言われるがままに非違行為に及んだ。思慮が浅すぎる」などと批判する一方、「交際は生徒が積極的に望んだ」などと認定した。 県教委の懲戒基準は「18歳未満にわいせつな行為をした職員は免職または停職」と規定しているが
ハリウッドで活躍する俳優のルピタ・ニョンゴさん(34)が、雑誌の表紙で自身の縮れ毛の髪を消されたことに抗議した。カメラマンは写真を修整したことを認め、「誰かを傷つける意図はなかったが、今は信じられないほど有害で傷つける行為だったと理解している」と謝罪している。 ニョンゴさんは両親がケニア人。映画「それでも夜は明ける」で黒人奴隷を演じ、2014年のアカデミー助演女優賞を受賞している。今月13日付の英国の女性誌グラツィアUKの表紙を飾ったが、ニョンゴさんは10日、修整なしの自身の写真と表紙写真をツイッターやインスタグラムに投稿。表紙の写真では後ろにまとめた髪が消され、短髪に見える。 ニョンゴさんは、肌の色が黒く縮れ毛の自分が雑誌の表紙を飾ることは、似た容姿の子らにありのままで美しいと示す機会になるとしたうえで、同誌が事前に相談なく「彼らが美しい髪と思う欧州中心の概念に当てはまるように修整した」
トランプ米大統領の初訪日について、米メディアは6日、両国が北朝鮮の脅威に対して結束を確認したと伝える一方で、貿易赤字へのトランプ氏の不満に焦点を当てて報じた。 ワシントン・ポスト紙は6日、トランプ氏が「貿易と北朝鮮に厳しい姿勢を示した」とした。「北朝鮮の脅威に結束して取り組むことを約束した」としつつ、「巨額の対日貿易赤字について日本をしかった」と伝えた。別の記事では安倍晋三首相について「トランプの忠実なサイドキック(相棒)を演じた」と表現した。 ニューヨーク・タイムズ紙は「トランプは日本に米国の武器を買うことで自衛できると伝えた」と題して、トランプ氏が北朝鮮の脅威を前に日本に武器の売り込みをしたことを詳報。トランプ氏が「貿易と安全保障を明白に結びつけようとした」とした。 一方、トランプ氏が経済界との会合で「車を船で送ってくるのではなく、米国で作ることを試みろ」と発言したことについては、日本
旧日本軍の慰安婦像が建てられた米サンフランシスコ市の民有地が、同市に譲渡されたことが朝日新聞の調べでわかった。姉妹都市提携を結ぶ大阪市の吉村洋文市長は「像をパブリックスペース(公共の場所)に置くなら関係は解消する」と宣言しており、今年で60周年を迎えた姉妹都市は解消の危機を迎えた。 慰安婦像は今年9月、現地のチャイナタウンにある市営公園に隣接した民有地に地元の民間団体が建てた。サンフランシスコ市議会に提出された資料によると、像は幅約90センチ、高さ3メートル。3人の女性が背中合わせに手をつないでいるデザインだ。現地報道によると、中国、韓国、フィリピンから慰安婦となった女性を表しているという。 同市議会によると、民有地は今月16日、市営公園の拡張地として市に譲渡された。翌17日には民間団体のメンバーや市議らが出席し、像の一般公開を祝う式典が開かれた。現在では通行人も像を間近で見ることができる
現・論 三浦瑠麗氏と歩く選挙の現場(上) 衆院選で各地の候補者が有権者に語りかけています。そこで発せられる言葉は、政治に限らず社会全体の問題や構図を映し出します。識者が現場に行って考える考察を「現・論(げん・ろん)」と名づけ、国際政治学者の三浦瑠麗さん(37)と愛知県に向かいました。山尾志桜里氏(43)の演説を聴いた三浦さんは、女性政治家の難しい立ち位置に思いを巡らしました。 ――保守派の論客とされる三浦さんは、山尾さんの街頭演説をどう聴きましたか。 私は自由と進歩を信じているので保守ではないんですね。山尾さんの演説は、9条への態度を含め、全体的に守りに入っていました。山尾さんは「リベラル」を掲げていますが、十分に革新的であるとの印象は受けませんでした。演説の中で訴えていた保育園が足りない、国政で子育て政策の優先度を上げろというのは、学者としても、母である個人としても大賛成です。介護施設へ
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