日本国内のITエンジニアが不足しているいま、企業は次々に海外に目を向け始めている。中には新卒採用の一環として、海外の理工系の学生を採用する企業もあるという。この傾向は今後も続くのか。日本のITエンジニアはどうすべきなのか。 パソナテックは2006年2月27日、大連に全額出資の子会社であるパソナテックコンサルティング(大連)有限公司を設立した。パソナテックコンサルティングの機能は主に2つ。中国人技術者の育成型来日派遣プログラムの強化と、中国国内における人材紹介サービスの拡大だ。パソナテック 海外事業部の部長であり、パソナテックコンサルティングの董事を務める小平達也氏に設立の背景、今後の戦略などについて聞いた。 ■新卒採用の一環として中国のITエンジニアを パソナテックの中国人技術者の育成型来日派遣プログラムは、自動車やデジタル家電メーカー、システムインテグレータなどから好評だという。新卒や新