北欧における最近の研究によると、1日の就業時間が6時間の場合と8時間の場合とを比較すると、前者の方がより満足感が高く、健康的かつ精力的な生活を送ることができるという。データ的にも、6時間就業は8時間就業よりもいわゆる「調子が悪い」という理由による欠勤日が4.7%少ない、という結果が出ている。 働く者にとって、これは歓迎すべきデータのように見える。しかし実際問題として、現在1日8時間でこなしている仕事の質を落とさずに、6時間で完了させることができるだろうか? 以下に、仕事の効率性を向上させる7つの方法を紹介しよう。 1. 一度に複数の仕事を並行させない いくつかの仕事を同時にこなすいわゆるマルチタスクは、集中力が各仕事に分散され、それぞれの仕事に割り当てられる時間も短くなるため、生産性を低下させる。まずひとつの仕事を完了させてから次の仕事に取り掛かるのが、効率のよい仕事の進め方といえる。 2