被爆者のこの壮絶な体験と、核廃絶への思いをだれがどう受け継ぎ、行動すべきなのか、ずっと考えている。被爆者は、いつかは必ずこの世からいなくなってしまう。 広島平和文化センターが頑張って被爆者の証言を記録に残している。それをも、誰がどう使うのか、これから課題である。今は、とにかく記録を残すこと。さんざん話しを聞いて来ている私でも、I さんの証言に衝撃をうけた。体験した者にしか語れないことがある。それを残すことは必要である。 貴重な体験を漫画という手段で世に知らしめてくれた中沢啓二さん。その英語版が完成した。彼の体験は、様々な、とくに核保有国の言葉に翻訳され、世界中に広がっている。 英語版の完成を記念して、出版激励会が開かれる。 英語版全10巻出版記念 『世界に飛びたて はだしのゲン』出版激励会 ご案内 謹啓 初夏の候 皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、この度「はだしのゲン」