6.28龍山虐殺に抗議する韓国大使館行動レポート 2009年6月28日、私たちは「龍山惨事」に抗議するべく、韓国大使館に向かった。総勢約20名。反戦運動や反グローバリゼーション運動、労働運動など、様々な運動にかかわってきた仲間が、この日だけの1日共闘グループとして「龍山虐殺に抗議する市民の会」を結成して集まったのだった。 「龍山惨事」とは、 1月20日、ソウルの龍山で、立ち退きを拒否してビルに立てこもる住民たちに警察が特殊部隊を投入、その過程で発生した火災により、住民5名、警官1人が死亡した事件だ。住民たちは、このビルで小さな店を開き、暮らしていた。この地域全体の再開発によって立ち退きが迫られると、彼らはわずかな補償金の支給ではなく、まっとうな移住対策を求めて抵抗を続けていたのだった。 昨年の洞爺湖サミット反対運動を通じて、私たちは多くの国々で闘う仲間たちと出会うことができた。そのなかで韓