(おぎの・のぶや)東京理科大学理学部数学科を卒業後、進学校の教員を経て、1989年から現職。「大きな夢 小さな一歩」をモットーとする。『荻野の天空への理系数学』『荻野の勇者を育てる数学Ⅲ』など著書多数。 数学にかける若者たちの「熱さ」描きたい 荻野 『数学ゴールデン』は、回を追うごとにおもしろくなりますね。1巻を読み始めたら止まらなくて、連載雑誌の最新号まで買ってしまいました。僕が授業で扱ったことのある問題も出てきて、とてもリアルに楽しめましたね。 藏丸 ありがとうございます。数学って世間一般には「冷静」とか「合理的」というイメージが強いと思うのですが、実際には挫折や悔しさといった人間の生身の部分がとても色濃い学問だと思うんです。優秀な数学者でも、人生を通して挑んだ一問が証明できなかった人は大勢いますし、数学オリンピックのメダリストだって問題が解けなかった日は泣いたそうです。そういう熱い部
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